鳥取県八頭郡八頭町を流れる八東川(はっとうがわ)に架かる若桜鉄道若桜線(わかさてつどうわかさせん)の橋梁が第二八東川橋梁。徳丸駅の250m西に位置する、橋長128mの上路式10連桁橋。鉄道省若桜線の橋梁として昭和5年に架橋されたもので、国の登録有形文化財に指定。
撮影スポットとしても人気
異なる3社の製造による13mと6.7mの桁を使ったプレートガーダー橋(plate girder bridge)で、橋台、橋脚はコンクリート造り(第一八東川橋梁は石積み)。
横を「徳丸ドンド」といわれる滝があり、滝と第二八東川橋梁を走る列車を写すことも可能。
第二八東川橋梁近くの土手には桜並木があり、お花見シーズンには賑わいます(橋を渡る列車と桜の撮影ポイントとしても人気)。
撮影ポイント(お立ち台)としては両岸の堤防道路が人気です。
そのスタイルは、第一八東川橋梁、第三八東川橋梁と同様に大正8年の通達に基づく標準設計である「達540号型」のプレートガーダー橋で、昭和初期の鉄橋を今に伝えています。
若桜鉄道では第二八東川橋梁のほか、若桜駅、隼駅、安部駅、八東駅、因幡船岡駅、丹比駅、若桜川橋梁、細見川橋梁、岩淵川橋梁、第一八東川橋梁、第三八東川橋梁などが国の登録有形文化財に指定され、鉄道全体が近代化遺産のような様相を呈しています。
若桜鉄道・第二八東川橋梁 | |
名称 | 若桜鉄道・第二八東川橋梁/わかさてつどう・だいにはっとうがわきょうりょう |
所在地 | 鳥取県八頭郡八頭町徳丸・東 |
関連HP | 若桜町観光協会公式ホームページ |
問い合わせ | 若桜町観光協会 TEL:0858-82-2237/FAX:0858-71-0221 |
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