茨城県には、水運を利用した経済力をベースにして、東日本の2位、6位、9位にランクイン巨大古墳が築かれています。律令時代に朝廷の最前線となった場所が現在の石岡市一帯ですが、古墳時代にもヤマト王権と密接な関係をもった首長が、茨城県三大古墳というべく巨大な古墳を築いています。
舟塚山古墳
所在地:茨城県石岡市北根本597
墳丘長:186m/東日本2位
築造の年代:5世紀後半(古墳時代中期)
史跡指定:国の史跡
被葬者:初代茨城国造(いばらきのくにのみやつこ)・筑紫刀禰(つくしとね)とも
梵天山古墳
所在地:茨城県常陸太田市島町2317外
墳丘長:151m/東日本6位
築造の年代:5世紀前半~5世紀半ば(古墳時代中期)
史跡指定:茨城県の史跡
被葬者:久慈川流域を支配した久自国造・舟瀬宿祢(くじのくにのみやつこふなせすくね)とも
葦間山古墳
所在地:茨城県筑西市徳持
墳丘長:141m(筑波大学先史学・考古学研究調査報告5古墳測量調査報告書)/東日本9位
築造の年代:4世紀末〜5世紀(『下館市史』)、6世紀前半(『茨城県史料考古資料編・古墳時代』)
史跡指定:筑西市の史跡
被葬者:常陸国西部を支配した初代・新治国造(にいはりのくにのみやつこ)とも
茨城県三大古墳とは!? | |
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