梵天山古墳

梵天山古墳

茨城県常陸太田市にある梵天山古墳群(ぼんてんやまこふんぐん)の中心となる古墳が梵天山古墳。墳丘長151mは、舟塚山古墳(墳丘長186m/石岡市)に次いで茨城県内第2位、東日本全体でも6位という巨大な古墳で、古代に久慈川流域を支配した首長の墓と推測されています。

古代に久慈川流域を支配した久自国造の墓!?

梵天山古墳
墳丘への入口

梵天山古墳群には、梵天山古墳のほかに13基の円墳、さらに「島の百穴」と呼ばれる横穴群などがあります。
梵天山古墳の築造時期は諸説ありますが、古墳時代初期または前期だと推測されます。

被葬者は一帯を支配した久自国造・舟瀬宿祢(くじのくにのみやつこふなせすくね)の墓といわれています。

梵天山宝金剛院性海寺の本堂の左奥から墳丘へ上ることができます。

ちなみに茨城大学の測量調査では墳丘長は160mとしていますが、史跡指定する茨城県は151mと異なるデータになっています。

茨城県では、河川交通、海上交通の拠点に前方後円墳が築かれていることから、こうした交易の拠点を抑えた首長が経済的な優位性をもとに、政治上・軍事上の理由から、ヤマト王権に似せた巨大な古墳を築いたのだと推測できます(ただし、使用される総土量は応神天皇陵や仁徳天皇陵が140万立方もあるのに比べ、梵天山古墳は3万立方ほどです)。
6世紀後半頃からは、横穴式石室の構築へと変化しています。

梵天山古墳
後円部墳頂にある祠
名称 梵天山古墳/ぼんてんやまこふんぐん
所在地 茨城県常陸太田市島町2317外
関連HP 常陸太田市観光物産協会公式ホームページ
電車・バスで JR常陸太田駅からタクシーで12分。JR河合駅から徒歩30分
ドライブで 常磐自動車道那珂ICから約8km
問い合わせ 常陸太田市観光振興課 TEL:0294-72-8071
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

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