馬塚古墳

馬塚古墳

三重県名張市の東部、名張川支流・小波田川上流右岸に広がる標高200mの台地上に点在する美旗古墳群(みはたこふんぐん)のなかで、最大の前方後円墳が馬塚古墳。墳丘長142mは、三重県では御墓山古墳(上野市)に次ぐ規模。東海地方でも4位という巨大な古墳で、美旗古墳群として国の史跡に。

東海3位の巨大な古墳は、駅前古墳!

美旗古墳群には馬塚のほか、毘沙門塚、女良塚(じょろうづか)、殿塚、貴人塚の5基の前方後円墳がある伊賀地方最大の古墳群です(国の史跡)。
古墳群の脇にはかつての伊勢参宮街道である初瀬街道が通っており(松尾芭蕉もこの道を歩いています)、美旗駅を起点とした近鉄のハイキングコース(美旗駅~馬塚古墳~美波多神社~美旗市民センター~桔梗が丘駅/8km)にもなっています。

馬塚古墳の墳丘は後円部が3段、前方部が2段で、葺石で覆われ、円筒埴輪、家形埴輪、蓋形埴輪が並んでいたことが判明しています。
現在は草に覆われていますが、周囲に幅7m〜25mの周濠が巡らされています。
築造は5世紀後半で、ヤマト王権と密接な関係を有する伊賀の首長と推測できます。
後円部東側にある小塚古墳(方墳)は陪塚です(田んぼの脇の盛り上がりに過ぎません)。

近鉄大阪線美旗駅を起点にハイキングコースも用意されていますが、もっとも駅に近いのがこの馬塚古墳。
馬塚古墳、毘沙門塚、女良塚、殿塚、貴人塚の5ヶ所の前方後円墳を回るのがお手軽コースで、赤井塚古墳(横穴式石室を有する円墳)は少し離れています。

名称 馬塚古墳/うまづかこふん
所在地 三重県名張市美旗町中1
電車・バスで 近鉄美旗駅から徒歩5分
ドライブで 名阪国道治田ICから約9km
問い合わせ 名張市秘書広報室 TEL:0595-63-7402
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
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