ひるがの高原や山中峠など岐阜県を水源とする一級河川の庄川。富山県砺波市庄川町で平野部に流れ出ていますが、砺波市にある庄川観光の拠点となる施設が、庄川合口堰堤上流側の庄川水記念公園。大噴水、遊歩道、庄川水資料館、庄川ウッドプラザ、松村外次郎記念庄川美術館、庄川特産館、鯉恋の宮などがあります。
舟戸ダム湖横が広大な公園に
庄川水記念公園の庄川べり(舟戸ダム湖側)の『流木乗り選手権大会』会場は、かつての二万石用水を再生したもの。
二万石用水は、鎌倉時代に開削された野尻岩屋口用水が前身の農業用水で、明治36年、二万石用水普通水利組合が設立。
公園側には親水広場も設けられています。
『流木乗り選手権大会』会場、パワースポットの鯉恋の宮、厄払い鯉の放流場、二万七千石用水(にまんしちせんごくようすい/庄川合口堰堤完成で廃止)跡などを巡る水辺散策遊歩道も整備されています。
舟戸ダム湖を生み出した庄川合口堰堤(しょうがわごうぐちえんてい=舟戸ダム)は、昭和14年に完成し、穀倉地帯の近代化を支えた灌漑・発電用の堰堤(ダム)。
国の登録有形文化財にも登録されています。
一帯は「砺波嵐山」と呼ばれる景勝地で、庄川観光の拠点となっています。
ちなみに庄川の源流、ひるがの高原には庄川と長良川を分ける分水嶺を間近に観察できる分水嶺公園が整備されています。
庄川水記念公園 | |
名称 | 庄川水記念公園/しょうがわみずきねんこうえん |
所在地 | 富山県砺波市庄川町金屋 |
関連HP | 庄川水記念公園公式ホームページ |
電車・バスで | JR砺波駅からタクシーで15分 |
ドライブで | 北陸自動車道砺波ICから約9km |
駐車場 | 200台/無料 |
問い合わせ | 庄川水記念公園 TEL:0763-82-5696 FAX:0763-82-4213 |
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。 |
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