高志の国文学館

高志の国文学館

富山県富山市舟橋南町、松川沿いにある旧富山県知事公館を再生し平成24年に開館した富山県立の文学館が高志の国文学館。常設展示室「ふるさと文学の蔵」、企画展示室「ふるさと文学の回廊」に分かれ、富山県ゆかりの書籍、漫画などを展示しています。フランス料理店の「シェ・ヨシ」も人気です。

旧富山県知事公館を再生した文学館

高志の国文学館

建物は、「蔵と土間」 をキーコンセプトとして旧富山県知事公館を改修、増築。
ランドスケープデザインでは富山の散居村のような「屋敷林と庭」をテーマとした構成を意図し、庭を活かした設計になっています。
訪れる人を感動させる設計は、伊藤恭行(いとうやすゆき=シーラカンスアンドアソシエイツ/CAn)で、平成28年には日本建設業連合会の第57回BCS賞を受賞。

富山県は、万葉歌人・大伴家持が223首もの歌を詠んだ「越中万葉」ゆかりの地。
宮本輝『螢川』(富山市街地を流れるいたち川が舞台)、柏原兵三『長い道』(入善町吉原から旧上原小学校まで真っすぐ延びる一本道が小説の舞台)、新田次郎『劔岳 点の記』(剱岳初登頂と三角点設置を描く山岳小説)など、富山市周辺を舞台にした文学作品も数多いのが特徴。

ミュージアムショップ、富山の食材を使い、富山県内の企業や作家が制作した器を使用ししたフランス料理店「ブラッスリー・エ・サロン・ド・テ・シェ・ヨシ(通称シェ・ヨシ/Brasserie et Salon de Thé Chez Yoshi)」も併設。
手軽なランチも味わうことができます。

高志の国文学館
名称 高志の国文学館/こしのくにぶんがくかん
所在地 富山県富山市舟橋南町2-22
関連HP 高志の国文学館公式ホームページ
電車・バスで JR・あいの風とやま鉄道富山駅から徒歩15分
ドライブで 北陸自動車道富山ICから約5km
駐車場 83台/有料(文学館利用者については、3時間まで無料サービスあり)
問い合わせ 高志の国文学館 TEL:076-431-5492/FAX:076-431-5490
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

 

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