小田急箱根登山線(小田原〜箱根湯本)に「赤い1000形車両」登場!

赤い1000形車両

小田原〜箱根湯本を結ぶ小田急箱根登山線。かつては線路幅の異なる箱根登山電車も小田原まで乗り入れ、3線レールで知られていました。その小田急箱根登山線を走る1000形のカラーリングを、箱根登山電車の3000形(アレグラ号)にあわせ、「バーミリオンはこね」の赤い塗装を実施。

小田急箱根登山線4編成は、「赤い1000形車両」

最初の編成は2025年11月27日(木)、「赤い1000形車両」1編成(1066×4)の運行を開始。
さらに3編成(1063×4、1064×4、1065×4)のカラーリングを順次変更し、2026年3月上旬に同区間の列車をすべて「赤い1000形車両」(Vermilion-Hakone)とする予定です。

小田急箱根登山線(小田原〜箱根湯本)には、新宿始発の特急ロマンスカーが乗り入れていますが、急行は小田原止まり。
つまり、小田急箱根登山線(小田原〜箱根湯本)を走る列車は、この「赤い1000形車両」あるいはロマンスカーということになり、非日常の路線を演出します。
いずれにしろ、小田原から先は、「箱根の山登り区間」という駅伝さながらの雰囲気、戦前に流行した「小田急で(箱根に)逃げる」(『東京行進曲』)という旅情が強化されることに。

しかも外観だけでなく、車内では窓の上のスペースを「あかいでんしゃフォトギャラリー」として、四季折々の箱根の風景写真を展示。

小田急では、「通常カラーの通勤車両とは異なる赤い車両にすることで視認性が向上し、小田原駅での乗り換えがさらに分かりやすくなります」と乗り間違えも防ぐ効果があるとしています。

ちなみに小田急系の乗り物に乗り降り自由の「箱根フリーパス」のフリーエリアは、小田原駅から。
小田急箱根登山線(小田原〜箱根湯本)は乗り放題の区間となっています。

注/TOPの画像は、2009年~2022年に運行した「赤い1000形車両」です。

小田急箱根登山線(小田原〜箱根湯本)に「赤い1000形車両」登場!
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