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潮岬観光タワー

潮岬先端の海岸台地に建つ熊野交通グループ経営の潮岬観光タワー。7階が展望台になっており、入場者(大人)には本州最南端訪問証明書が発行されています。望楼の芝生を眼下に、潮岬灯台、紀伊大島から那智山まで一望に。別館の2階には売店、海を眺めながら近大マグロが味わえるレストランもあるのでランチスポットにも絶好。

潮岬先端の海岸台地に建つ観光センター

最上部が展望台に
展望台から望楼の芝を眼下に

レストランでは近大本マグロを使った近大本マグロ丼、トルコ丼、マグロバーガーなどのご当地メニューを用意。

眼下に広がる芝生の草原の南西、旭の森には明治27年の「海軍望楼条例」で築かれた海軍望楼(監視所)の遺構もあり、芝生は通称「望楼の芝」。
日清戦争開戦時に築かれた施設で、日露戦争ではバルチック艦隊の接近を監視しました。

潮岬は初日の出の人気スポットにもなっていて、潮岬観光タワーも元旦は早朝(日の出前の6:30頃)から営業。

展望台から潮岬灯台方面を眺望
潮岬の初日の出
本州最南端訪問証明書

本州四端踏破ラリー実施中

ちなみに本州最東端は、魹ヶ崎(岩手県宮古市)、本州最南端は潮岬(クレ崎/和歌山県串本町)、そして本州最西端は毘沙ノ鼻(山口県下関市)で、岩手県宮古市、山口県下関市、和歌山県串本町、青森県大間町で構成する本州四端協議会が、地域活性化のために『本州四端踏破ラリー』を実施しています。

毘沙ノ鼻

本州の最西端は下関市の毘沙ノ鼻(びしゃのはな)。日本海(響灘)に突き出した岬で沖合には蓋井島(ふたおいじま)があります。毘沙ノ鼻の南側には戸屋ノ鼻もありますが、惜しくも僅差で本州最西端の座を譲っています。大河原(おおこら)集落から峠越えの車

魹ヶ埼灯台

本州最東端の岬、魹ヶ崎に立つ魹ヶ埼灯台(とどヶ埼灯台)。秘境である重茂半島の魹ヶ崎には、明治35年に灯台が初点灯。終戦間際に被災し、現在の灯台は昭和25年に再建された2代目です(内部の見学は一般公開日以外は不可)。三陸復興国立公園のエリア内

大間崎

本州最北端の岬が青森県下北郡大間町の大間崎(おおまざき)。津軽海峡を隔てて北海道、亀田半島の汐首岬(しおくびみさき/函館市)までは17.5kmしかないので晴れた日には恵山、函館山など北海道も指呼のうち。「ここ本州最北端の地」と記された碑が立

クレ崎

本州最南端の潮岬。国土地理院の地図を見ると、正確には潮岬という突端はなく、潮岬灯台が建つのは御崎(みさき)、そして芝生が広がる潮岬南端の台地の先に位置するのがクレ崎で、ここが真の本州最南端。本州最南端の岬は磯釣りの人気スポット釣り人には有名

潮岬観光タワー
名称潮岬観光タワー/しおのみさきかんこうたわー
所在地和歌山県東牟婁郡串本町潮岬
関連HP熊野観光開発公式ホームページ
ドライブで那智勝浦新宮道路那智勝浦ICから約37km(55分)。または、阪和自動車道南紀田辺ICから約78km(1時間59分)
駐車場100台/無料
問い合わせ潮岬観光タワー TEL:0735-62-0810/FAX:0735-62-1009
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

潮岬

和歌山県東牟婁郡串本町、串本市街と砂洲で結ばれた陸繋島の先端で、太平洋に臨む本州最南端の岬が潮岬(しおのみさき)。本州最南端はクレ崎と呼ばれる地です。平坦な海食台地の岬で、40m以上の海食崖が連なり、突端には白亜の潮岬灯台が建っています。潮

潮岬灯台

徳川幕府が1866(慶応2)年5月に、アメリカ、イギリス、フランス、オランダの4ヶ国と結んだ江戸条約(改税条約)で設置が決定した8灯台(観音埼、野島埼、樫野埼、神子元島、剱埼、伊王島、佐多岬、潮岬)のうちのひとつが潮岬灯台。歴史的・文化的価

 

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