学文路天満宮

学文路天満宮

和歌山県橋本市にある菅原道真を祭神とする天満宮が、学文路天満宮(かむろてんまんぐう)。平安時代後期の天治元年(1124年)に創建された古社で、中世には相賀荘河南の鎮守で「河南天神」とも称されました。「学問(学文)の路に入る」ことから、近年は合格祈願で有名。

合格祈願の授与品も多数

学文路天満宮

伊都地方唯一の天満宮でもあり、南海電鉄では季節限定で学文路駅の入場券も販売しています。
本殿の横の「撫で牛」は、受験・病気平癒に霊験ありとされ、合格祈願には頭を、病気には体の悪い部分を撫でるのがいいとのこと。

毎月28日は天神様の縁日で、1月25日の『初天神』、8月25日の祭礼も賑わいをみせます。
菅原道真が描かれた絵馬は、「入」を表す屋根型に。

境内のネズの木(ヒノキ科)は橋本市の天然記念物に指定されています。

学文路(かむろ)という地名は、文治4年(1188年)の『僧頼実処分長帳』に「禿前出口」と記され、禿(かむろ)とも称されていたことがわかっています。
禿(はげ)た土地、高野山参詣の宿所ともなった土地から僧侶を表す地名、あるいは春先に梅が香るため香室(かむろ)が転じたという説もありますが、由来は定かでありません。

学文路天満宮
名称 学文路天満宮/かむろてんまんぐう
所在地 和歌山県橋本市南馬場821
関連HP 橋本観光協会公式ホームページ
電車・バスで 南海電鉄学文路駅から徒歩20分
ドライブで 京奈和自動車道橋本ICから約3.5km
駐車場 あり/無料
問い合わせ 学文路天満宮 TEL:0736-32-5582
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
学文路駅

学文路駅

和歌山県橋本市にある南海電気鉄道高野線の駅が、学文路駅(かむろえき)。難読駅名としても知られる駅ですが、近年は学文路天満宮、かむろ大師の玄関駅として受験生などにも注目の駅になっています。高野山参詣関連遺産として経済産業省の近代化産業遺産にも

 

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