中古沢橋梁

中古沢橋梁

和歌山県伊都郡九度山町、下古沢駅〜上古沢駅間に架かる橋が、中古沢橋梁。全長67.6m、高さ33.4m、昭和2年架橋、全国的にも希少なトレッスル橋で、中古沢橋梁展望デッキ(お立ち台)が築かれています(上古沢駅、または下古沢駅からトロッコ道を徒歩20分)。

高野山森林鉄道の廃線跡で展望デッキ近くまで到達

中古沢橋梁は、トンネルとトンネルの間の深い複雑な谷の地形に合わせた構造としてトレッスル橋(トラス構造とトレッスル橋脚とを組み合わせた橋=橋脚は側面が二等辺三角形で、かつての余部鉄橋が代表格)を採用したもの。
しかも50‰(パーミル)の急勾配の難所に架橋されています。

全国的にも希少な鉄道橋で、土木学会推奨土木遺産にもなっています。
上古沢駅、または下古沢駅から中古沢橋梁近くへと到達する道は、トロッコ道と通称される道で、実は、高野山森林鉄道(九度山〜高野山)の廃線跡(昭和34年廃止)。
高野山森林鉄道の遺構群は、土木学会選奨土木遺産に認定。

中古沢橋梁
名称 中古沢橋梁/なかざわきょうりょう
所在地 和歌山県伊都郡九度山町中古沢315
電車・バスで 南海電鉄上古沢駅、下古沢駅から徒歩20分
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
下古沢駅

下古沢駅

和歌山県伊都郡九度山町にある南海電気鉄道高野線の駅が、下古沢駅(しもこさわえき)。標高177 mで、橋本駅とはすでに85mの標高差があり、さらに終点の極楽橋駅までに358mも上ることになります。高野山参詣関連遺産として経済産業省の近代化産業

上古沢駅

上古沢駅

和歌山県伊都郡九度山町にある南海電気鉄道高野線の駅が、上古沢駅(かみこさわえき)。ひとつ前の下古沢駅から53m上った標高230mに駅があり、終着の極楽橋駅とは305mの標高差があります。高野山参詣関連遺産として経済産業省の近代化産業遺産に認

 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitter でニッポン旅マガジンをフォローしよう!

ABOUTこの記事をかいた人。

アバター画像

日本全国を駆け巡るプレスマンユニオン編集部。I did it,and you can tooを合い言葉に、皆さんの代表として取材。ユーザー代表の気持ちと、記者目線での取材成果を、記事中にたっぷりと活かしています。取材先でプレスマンユニオン取材班を見かけたら、ぜひ声をかけてください!

よく読まれている記事

こちらもどうぞ