大人気! 魅惑の夜行列車「WEST EXPRESS 銀河」が下関へ!|2025-2026冬

WEST EXPRESS 銀河

定期運転される夜行列車は「サンライズ瀬戸・出雲」(東京駅〜高松駅・出雲市駅)だけですが、臨時列車ながら大人気なのが、「WEST EXPRESS 銀河」。2025年11月3日〜 12月13日、2026年1月9日〜2月28日の間は、1週に2往復程度、京都駅〜下関駅の「山陽ルート」で運転、これが人気を集めています。

夜行列車の概念を覆し、旅の醍醐味が味わえる夜行列車

WEST EXPRESS 銀河
ゆったりとした普通車指定席・リクライニングシート

往路の下関行きは、京都駅21:15発、大阪駅22:28発、神戸駅22:55発で、広島駅6:42着、宮島口駅7:16着、下関駅10:50着となります。
沿線自治体による、車内でのおもてなし、途中駅でのおもてなしがあるのもユニークです。

車両は1号車が、グリーン車指定席。
2号車、3号車、5号車が普通車指定席、3号車の一部と4号車は自由に使えるフリースペース、6号車がグリーン個室・専用フリースペースとなっています。
普通車指定席には、女性専用席、コンパートメント方式の「ファミリーキャビン」、簡易寝台スタイルのノビノビ座席「クシェット」なども用意されています。
「ファミリーキャビン」もフェリーの船室並みの設備(5平米ほどあります)で、親子で横になることもできます。
グリーン車(1号車)には専用のラウンジも用意され、優雅な旅が実現します。

普通車指定席なら、片道の乗車券+指定席特急券(通常期の値段)の合計金額でOKなので、京都駅〜下関駅が1万2950円で済む計算に(指定席特急料金は乗車日により異なります)。
ノビノビ座席「クシェット」もこの料金なので、宿泊費高騰の折、旅行だけでなくビジネスユースなどもあって人気を博しているのです。

「ファミリーキャビン」も指定席特急券で利用できますが、定員4名(2名以下での利用はできません)。
2室ありますが、夜行運転時は1室のみ発売で、もう1室はファミリーキャビンを利用する人が自由に利用可能という太っ腹な仕様に。
家族で楽しく旅行して、宿泊費も浮くということになるのです。

グリーン個室利用の際にはグリーン券のほかにプレミアムルーム料金が必要となります(指定席特急料金から530円引きした額に、 グリーン料金・プレミアルーム料金を加算)。

特急料金が、ホテル代やカプセルホテル代などよりも安いので、夜行列車が見直されつつあり、今後も「夜行列車復活」という可能性が高まることが予想されます。

とくに関西に住む人なら、この「WEST EXPRESS 銀河」は見逃すことができない夜行列車です。
運行ルートは山陽ルートのほか、紀南ルート、山陰ルートなどいろいろあるので、希望の行き先と一致したら、乗ってみるのもいいでしょう(ただし予約は熾烈な戦いです)。
利用の1ヶ月前の10:00からJR西日本ネット予約 「e5489」、みどりの窓口、指定席券売機、おもな旅行代理店などで予約が可能。

WEST EXPRESS 銀河
簡易寝台スタイルのノビノビ座席「クシェット」
WEST EXPRESS 銀河
4号車は車両まるまるフリースペース「遊星」(ゆうせい)に
大人気! 魅惑の夜行列車「WEST EXPRESS 銀河」が下関へ!|2025-2026冬
開催日時2025年11月3日〜 12月13日、2026年1月9日〜2月28日
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

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