山梨県甲州市、一級河川・富士川水系日川(ひかわ)に建設された上日川ダムのダム湖が大菩薩湖。上日川ダムは、堤高87mのロックフィルダムで、葛野川ダム(松姫湖)との間で水を往来させる揚水式発電が行なわれています。ダム湖の名は日川水源の大菩薩嶺に由来し、大菩薩嶺から眼下にできます。
堰堤上から大菩薩嶺と富士山を眺望
上日川ダムは、葛野川ダムとともに東京電力が平成11年に完成させた発電用のダム。
上日川ダム、葛野川ダム間の有効落差は714mあり、揚水発電が行なわれています。
上日川ダムは標高1486mの高所に建設されており、南相木ダム(1532m/長野県南佐久郡南相木村/南相木川)、野反ダム(1517m/群馬県吾妻郡中之条町/中津川)に次いで日本第3位の高所ダム。
その標高を活かし、堤体のリップラップの岩の間に、高山植物の女王、コマクサが植栽されています。
ダム堰堤からは上流側に大菩薩嶺、下流側には富士山を眺望します。
大菩薩湖の東側を山梨県道218号(大菩薩初鹿野線)が通り、途中からアクセス道路に入ればダムサイトに駐車場が。
山梨県道218号(大菩薩初鹿野線)をさらに上流へと進むと大菩薩峠、大菩薩嶺の登山口、上日川峠に到達します。
大菩薩湖(上日川ダム) | |
名称 | 大菩薩湖(上日川ダム)/だいぼさつこ(かみひかわだむ) |
所在地 | 山梨県甲州市塩山上萩原 |
関連HP | 甲州市観光協会公式ホームページ |
ドライブで | 中央自動車道勝沼ICから約20km |
駐車場 | 20台/無料 |
問い合わせ | 甲州市観光協会 TEL:0553-32-2111 |
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