北杜市考古資料館

北杜市考古資料館

山梨県北杜市大泉町谷戸、大泉高原の谷戸城跡の北に隣接して建つのが、北杜市考古資料館(ほくとしこうこしりょうかん)。谷戸城、金生遺跡、八ヶ岳南麓の旧石器時代の遺跡(丘の公園遺跡、横針前久保遺跡)から出土した遺物などを保存展示するミュージアムです。

八ヶ岳南麓に花開いた縄文文化を知る

北杜市内で出土した旧石器時代から中世までの出土品を展示するミュージアムで、津金御所前遺跡で出土した出産の情景を文様で表現した「出産文土器」と呼ばれる縄文時代中期中葉の大形土器(口縁部と胴部2ヶ所に人面装飾)も常設展示されています。

金生遺跡、津金御所前遺跡出土品、諏訪原遺跡出土品、石原田北遺跡出土品、金生遺跡出土品、竹宇遺跡出土品などは、日本遺産「星降る中部高地の縄文世界-数千年を遡る黒曜石鉱山と縄文人に出会う旅-」の構成資産。
八ヶ岳南麓に花開いた縄文文化を知ることのできる貴重なミュージアムになっています。

建物の南東側が中世の山城・谷戸城の城跡で、谷戸城のビジターセンターとして機能しています。

北杜市考古資料館
津金御所前遺跡出土「出産文土器」=土器の上縁についた顔が母、胴部の顔が生まれ出る胎児
北杜市考古資料館
名称 北杜市考古資料館/ほくとしこうこしりょうかん
所在地 山梨県北杜市大泉町谷戸2414
関連HP 北杜市公式ホームページ
電車・バスで JR長坂駅からタクシーで15分
ドライブで 中央自動車道長坂ICから約3.5km
駐車場 20台/無料、谷戸城公園駐車場も利用可能
問い合わせ 北杜市考古資料館 TEL:0551-20-5505
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
谷戸城跡

谷戸城

山梨県北杜市の大泉高原にある中世の山城の城跡が、谷戸城跡(やとじょうせき)。城は平安時代末期から鎌倉時代初期の要害城の典型で、15世紀以降も城として使われていたことが出土品から判明。武田信玄が造った軍用道路「信玄棒道」(しんげんぼうみち)の

金生遺跡

金生遺跡

八ヶ岳南麓の大泉高原(山梨県北杜市)にある縄文時代の遺跡で、国の史跡になっているのが山梨県北杜市の金生遺跡(きんせいいせき)。縄文時代の集落跡や祭祀施設と中世の城館跡や集落跡が複合した遺跡で、北側に縄文遺跡、南側に中世の遺跡が集中しています

 

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