立山黒部アルペンルート開通! 雪壁「雪の大谷」の高さは過去最大級!?

雪の大谷

2025年4月15日(火)、立山黒部アルペンルートが全線開通します。開通時の4月15日(火)〜6月25日(水)には、最高所の室堂ターミナルへの出入口の高原バスが走る道路に、圧巻の雪壁「雪の大谷」が誕生します。昨年は、この「雪の大谷」を眺めるために、なんと25万7000人が訪れています。今年の壁の高さは!?

今年は18mほどと予測されている

雪の大谷
大日岳をバックに雪の大谷が続く

豪雪のニュースといえば、青森県の酸ヶ湯温泉(すかゆおんせん)ですが、酸ヶ湯温泉から八甲田山麓を抜ける「八甲田・十和田ゴールドライン」は、4月1日(火)に開通。
有名な「雪の回廊」は、今年、日本海を流れる対馬海流の温度が高く、積雪量が多かったこともあって例年よりも高い最大8mを記録しています。

そこで気になる立山黒部アルペンルート、残雪期のハイライトでもある「雪の大谷」ですが、雪の壁の高さの平均は、過去10年間でおよそ16m。
去年の積雪量をすでに超え、2022年と同じ積雪量(7m)なので、雪壁の高さは18m近いのではと推測できます。

立山黒部貫光によれば、「今年も大変多くの雪が降ったので、例年以上に素晴らしい景色が広がっている」とのこと。

雪の大谷を片側通行にして、片側を歩くことができる「雪の大谷ウォーク」は、4月15日(火)〜6月25日(水)の9:30~15:00(悪天候などで実施されない場合もあります)。
「雪の大谷ウォーク」期間中はエントランスゾーンにロータリー除雪車と除雪用ブルドーザーも展示されます。

注/画像は過去のものです

雪の大谷
立山黒部アルペンルート開通! 雪壁「雪の大谷」の高さは過去最大級!?
開催日時 2025年4月15日(火)~6月25日(水)9:30~15:00
名称 雪の大谷/ゆきのおおたに
所在地 富山県中新川郡立山町芦峅寺室堂(ブナ坂外11国有林)
関連HP 立山黒部アルペンルート公式ホームページ
電車・バスで 富山地方鉄道立山駅、または、関電トンネル電気バス扇沢駅から立山黒部アルペンルート利用
ドライブで 北陸自動車道立山ICから約25kmで立山駅駐車場。長野自動車道安曇野ICから約40kmで扇沢駐車場
駐車場 立山駅駐車場(900台/無料、混雑時は臨時駐車場を600台/無料を開設) 扇沢駐車場(350台/有料、230台/無料、混雑時は臨時駐車場を600台〜800台/有料を開設)
問い合わせ 立山黒部アルペンルート オフィシャルガイド TEL:076-432-2819
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
雪の大谷

雪の大谷

富山県立山町、立山黒部アルペンルートの最高所である室堂平は8mもの積雪がある豪雪地帯。とくに室堂ターミナルに近い500mの区間は、吹き溜まりとなって20mを超える積雪があり、雪の大谷と呼ばれています。例年、立山雪の大谷ウォークという無料イベ

雪の大谷

立山黒部アルペンルート全線開通『立山黒部雪の大谷ウォーク2025』

2025年4月15日(火)、立山黒部アルペンルート全線開通。富山県の立山町と長野県の大町市を結び北アルプスを横断する立山黒部アルペンルート。室堂ターミナル近くには開通時に高さ20mにも及ぶ雪の壁が誕生し、6月25日(水)まで『立山黒部雪の大

立山トンネル電気バス

2025年4月15日(火)、日本最高所の電気バス、運転開始!

2025年4月15日(火)、立山黒部アルペンルートが全線開通します。それに合わせて、最高所の室堂ターミナル(標高2450m)と、黒部湖側の大観峰(だいかんぼう/2316m)を結び、立山トンネルを走る電気バスが開業。昨年まではトロリーバスだっ

 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitter でニッポン旅マガジンをフォローしよう!

よく読まれている記事

こちらもどうぞ