あえのこと(田の神送り)|奥能登(輪島市、珠洲市、能登町、穴水町)

あえのこと(田の神送り)

2月9日、石川県輪島市で『あえのこと(田の神送り)』が行なわれます。『あえのこと』は能登一帯に伝わる田の神の行事で、「あえ」は饗応を意味し、「こと」は祭りの別称。奥能登(輪島市、珠洲市、能登町、穴水町)に伝承される『あえのこと』は、古式と厳格さをとどめており、きわめて貴重なもの。国の重要無形民俗文化財にも指定。

12月5日に自宅にお招きした田の神様を送る儀式

あえのこと(田の神送り)

『あえのこと』は毎年12月5日(かつては旧暦11月5日)に、田の神様を自宅に招いて、今年1年の収穫に感謝し、2月9日(かつては旧暦正月9日)の「田の神送り」で、田の神様の祭海の幸、山の幸で供応し、豊作の感謝と願いをこめて、神様を田へお送りする行事です。
つまりは、12月5日から2月9日までの間、田の神様は農家の家の中にいることになります。

各農家の子供たちは、親の仕草を盗み見て、祭礼の段取りを自然と覚えていくという具合に、行為伝承によって今日まで受け継がれてきました。
各家の奥座敷でひっそりと執り行なわれているので、実際には各家で伝承されている形態が微妙に異なっています。

能登町の柳田植物公園内「合鹿庵(ごうろくあん)」では予約による一般公開を行なっているほか、珠洲市、穴水町、能登町でも一般家庭の『あえのこと』が公開されていますが、人数限定で予約が必要です。

輪島市の档の館(旧福島邸)では、2月9日に近い土日に見学のできる『あえのこと』を行なっています(輪島市三井公民館に問い合わせを)。

平成21年に「奥能登のあえのこと」としてユネスコ無形文化遺産に登録されています。

あえのこと(田の神送り)|奥能登(輪島市、珠洲市、能登町、穴水町) DATA

あえのこと(田の神送り)|奥能登(輪島市、珠洲市、能登町、穴水町)
開催日 2月9日
関連HP 合鹿庵公式ホームページ
問い合わせ 珠洲市教育委員会文化財係 TEL:0768-82-6200
穴水町観光交流推進室 TEL:0768-52-3790
合鹿庵(柳田植物公園) TEL:0768-76-1680
能登町ふるさと振興課 TEL:0768-62-8532
輪島市三井公民館 TEL:0768-26-1211
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
 

 

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