輪島朝市

輪島の朝市

石川県輪島市の朝市通りで開かれるのが輪島朝市。神社の祭日ごとに立った物々交換の市が輪島の朝市のルーツといわれ、その歴史は1000年にも及ぶといわれ、千葉県の勝浦朝市、岐阜県の高山朝市とともに日本三大朝市にも数えられ、その規模では日本一ともいわれています。

200軒もの露店が所狭しと並ぶ朝市

輪島港にほど近い河井町の朝市通りで夜明け頃から午前中いっぱい「こうてくだぁ」の掛け声が飛び交い、鮮魚や野菜、干物、民芸品が持参のむしろや板台の上に載せられて販売されます。
その数は約200軒という巨大なマーケットで、干物も自家産という店も(出店者は輪島市朝市組合のホームページで確認できます)。
地元のおばあちゃんが縄で編んだ唐辛子は、名物の「唐辛子の魔除け」です。

もちろん、くちなしの黄色で染めた餅でこし餡を包み、餅米をまぶして蒸しあげた「饅頭処 つかもと」の「えがらまんじゅう」、いしる(イカの内臓を塩に漬け込んで発酵させて造る魚醤)を使った「いしるせんべい」など朝市名物の品も購入できます。

8:00に始まり、正午まで開かれますが、売り切れもあるので、早めに行くのが無難。
正月三が日と毎月第2・第4水曜休みだからご注意を。

輪島朝市
名称 輪島朝市/わじまあさいち
所在地 石川県輪島市河井町朝市通り
関連HP 輪島朝市公式ホームページ
電車・バスで JR金沢駅から北鉄特急バス輪島行きで120分、漆器開館前下車、徒歩すぐ
ドライブで 能登有料道路道路此木ICから約20km
駐車場 いこいの広場駐車場(100台/無料) 
問い合わせ 輪島市朝市組合 TEL:0768-22-7653
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
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