足助八幡宮

足助八幡宮

愛知県豊田市足助町(あすけちょう)に鎮座する古社が足助八幡宮。社伝によれば白鳳3年(663年)創建という奥三河屈指の古社で、室町時代の文正元年(1466年)再建の本殿は国の重要文化財。明治時代の初めまでは神宮寺という別当寺をもち、社域は今の足助支所まで広がっていました。

奉納された『鉄砲的打図板額』に注目!

足助八幡宮
沢田四郎右衛門奉納『鉄砲的打図板額』(愛知県の文化財指定)

わらじの像が奉納されていますが、これは中馬街道(三州街道・飯田街道)沿いにあり足を助けるという信仰があったから。
尾張藩の鉄砲や火薬の製造指南役を担った尾州稲留流で、三河国岩神村(やがみむら=現在の豊田市足助)・沢田四郎右衛門(稲富直家から火術・砲術を学び、それを改良して大筒、手筒による打上げ花火の製作に応用し、現在の三河花火の基礎をつくったとされています)が慶長17年(1612年)に奉納した『鉄砲的打図板額』(てっぽうまとうちずはんがく)は、足助八幡宮の社前に的を置き、銃を構えて、老翁が射撃する状景を描いた扁額(昭和39年の東京オリンピックの射撃プログラムの表紙に使用)。

10月第2土・日曜には秋の例大祭である『足助まつり』が齋行され、4台の豪壮な山車が練り歩きます。

足助八幡宮
名称 足助八幡宮/あすけはちまんぐう
所在地 愛知県豊田市足助町宮ノ後13
関連HP 豊田市足助観光協会公式ホームページ
ドライブで 猿投グリーンロード力石ICから約9km
駐車場 宮町駐車場(200台)・西町第1駐車場(30台)・西町第2駐車場(70台)・落部駐車場(60台)・足助中央駐車場(90台)など/有料
問い合わせ 足助八幡宮 TEL:0565-62-0516/FAX:0565-62-0516
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
三州足助屋敷

三州足助屋敷

紅葉の名所、愛知県豊田市足助の香嵐渓にある施設が三州足助屋敷(さんしゅうあすけやしき)。山里の手仕事を子孫に伝えようというコンセプトで昭和55年に開館。足助の豪農を再現した屋敷内には、わら細工、機織り、桶作り、番傘作り、紙漉き、炭焼き、鍛冶

 

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