聚楽園公園(しあわせ村)

聚楽園公園(しあわせ村)

愛知県東海市の聚楽園大仏の建つ一帯は、大正5年に名古屋の実業家・山田才吉が観光開発を始めた一画。当時は料理旅館などがあり、風光明媚な場所でしたが、公園の西側が臨海工業地帯になった現在では、市民の健康維持にお役立ちのトリム広場なども設置され、東海市が「しあわせ村」として整備しています。

聚楽園大仏とヤカン池を中心とした公園

東海市の健康と福祉活動の拠点が「しあわせ村」。
大仏の丘、見晴らしの丘、トリム広場、弘法の丘、芝生広場、子供の森、ヤカン池、ハーブ園、花の広場、水辺の生態園、和風庭園などのある聚楽園公園のなかに、保健福祉センター、温浴ゾーンのある「健康ふれあい交流館」、茶室「嚶鳴庵」が配されています。
事前に予約をすればキャンプ場も無料で利用可能。
「健康ふれあい交流館」には、温水プールや14種類の湯船がある温浴ゾーンのほかにレストランも併設。

中心にある池の名のヤカン池は、名古屋の浅井七左衛門(屋号ヤカン屋)が周辺の新田を開発した際に築いた溜池だから。
1741(寛保元)年、浅井七左衛門と、大高村の山口弥七郎が一帯の海を干拓、両名の名をとって浅山新田を開拓しているのです。

駐車場は公園の北と、南の2ヶ所あり、「健康ふれあい交流館」、保健福祉センターのある南側がメインの駐車場になっています。

紅葉の名所でもあり、例年11月中旬~11月下旬に『聚楽園公園 もみじまつり』も開催。

東海市の中心部にある大池公園、大窪公園、加家公園、聚楽園公園の4つの公園を、平洲先生ゆかりの地を訪ねながら、聚楽園の大仏までの約3.2kmを歩くルート「平洲と大仏を訪ねる花の道」も整備され、ウォーキングマップも用意されています。

ちなみに平洲は、米沢藩9代藩主・上杉鷹山の師で、尾張藩の藩校・明倫堂の督学(学長)にもなっている細井平洲(ほそいへいしゅう)。
尾張国知多郡平島村(現・愛知県東海市)出身。
東海市には平洲記念館も建っています。

聚楽園公園(しあわせ村)
名称 聚楽園公園(しあわせ村)/しゅうらくえんこうえん(しあわせむら)
Shurakuen Park
所在地 愛知県東海市荒尾町西丸山
関連HP 東海市公式ホームページ
電車・バスで 名鉄聚楽園駅から徒歩5分
ドライブで 伊勢湾岸自動車道東海ICから約2km
駐車場 200台/無料
問い合わせ 東海市しあわせ村 TEL:052-689-1600
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

大池公園

2017年12月31日
聚楽園大仏

聚楽園大仏

2017年12月31日

 

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