つぶて浦

つぶて浦

愛知県知多郡南知多町、内海(うつみ)の海岸線を走る国道247号、内海海水浴場から師崎方面への途中にある絶景スポットが、つぶて浦。伊勢の神々が、石の遠投げを競った折、投げた石が落ちたのがつぶて浦と伝えられ、パワースポット(伊勢神宮の遥拝所)にもなっています。

伊勢の神々が投げた石というのは、実は津波石!?

伊勢湾を挟んだ対岸の内海に石を投げて遊んだという伊勢の神々。
踊りの上手な女神である栲幡千千姫命(たくはたちぢひめのみこと=内宮・相殿に祀られる神)の投げた石は対岸に届かず海に落下。
内宮に祀られる天照大御神(あまてらすおおみかみ)が投げた大岩は知多の山中にまで達し大地震を起こしました。
内宮・相殿に祀られる天之手力男神(あめのたぢからおのかみ)は力自慢だったので大岩を投げるも山までは届きません。
外宮に祀られる農業の神、豊受大神(とようけおおみかみ)は小岩を一度にたくさん投げ、内海の海岸に散らばりました。

神話が伝えるように、知多半島の海岸線には岩が散らばっていますが、礫岩。
一帯の岩盤は、知多半島南部に分布する1600万年前に形成された師崎層群ですが、つぶて浦に露出する礫岩は、師崎層群中にはさまれる礫岩層(れきがんそう)。
つぶて浦の鳥居近くにある巨岩は、海底地滑り、あるいは海底地震が作りだした大津波のエネルギーが海底にあった大きな礫岩を海岸に運んだものなのです(津波起源の礫岩層)。
伊良湖岬灯台周辺にも津波石と推測できる石が数十個あるので、津波石の可能性が大なのかもしれません。

鳥居が立つのは、伊勢神宮の遥拝所となっているから。
現在の鳥居は3代目で、伊勢神宮で20年ごとに行なわれる式年遷宮の古材を使用し、平成29年に建立されたもの。

ちなみに正式な地名(現地での古くからの表記)は礫ヶ浦(つぶてがうら)ですが、現在は「つぶて浦」と呼ばれています(国土地理院の地形図には地名の記載がありません)。

つぶて浦
つぶて浦
名称 つぶて浦/つぶてうら
所在地 愛知県知多郡南知多町内海小桝地先
関連HP 南知多町観光協会公式ホームページ
電車・バスで 名鉄内海駅から南知多町海っ子バスで7分 つぶてヶ浦下車、徒歩1分
ドライブで 南知多道路南知多ICから約6.5km
駐車場 20台/無料
問い合わせ 南知多町観光協会 TEL:0569-62-3100
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

 

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