愛知県名古屋市昭和区八事本町、高野山真言宗の別格本山で尾張徳川家の祈願所としても有名な八事山興正寺。国の重要文化財に指定される五重塔前に平成26年9月6日に造立したのが、釈迦牟尼大仏(しゃかむにだいぶつ)。高さ7.1mの「平成大仏」ですが、塔高26mの五重塔前にあり、迫力も満点。
釈迦牟尼とはお釈迦様のこと!
高野山で空海(弘法大師)の五鈷杵(ごこしょ)を授かった天瑞圓照(てんずいえんしょう)が貞享3年(1686年)に草庵を結び、貞享5年(1688年)に創建した八事山興正寺。
天瑞圓照が戒律を守る規範として奉安していた釈迦牟尼(釈迦のこと)を描いた掛け軸(宝物庫に収納)を大仏としたもの。
1000年以上の耐久性があるという鋼製の仏像を富山県高岡市で鋳造しています。
八事山興正寺には名古屋三大仏に数えられる大仏がありますが、それが本尊の銅製大日如来坐像で、元禄10年(1697年)鋳造。
ほかの2仏は、雲心寺(うんしんじ)本尊の阿弥陀如来像と、栄国寺(えいこくじ)本尊の阿弥陀如来像です。
興正寺・釈迦牟尼大仏(平成大仏) | |
名称 | 興正寺・釈迦牟尼大仏(平成大仏)/こうしょうじ・しゃかむにだいぶつ(へいせいだいぶつ) |
所在地 | 愛知県名古屋市昭和区八事本町78 |
関連HP | 興正寺公式ホームページ |
電車・バスで | 名古屋市営地下鉄八事駅から徒歩5分 |
ドライブで | 名古屋高速東山線春岡ランプから約3km |
駐車場 | 興正寺参拝者駐車場(200台/有料) |
問い合わせ | 興正寺 TEL:052-832-2801 |
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。 |
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