整然と田が広がる八郎潟を干拓して生まれた大潟村の中央、中央幹線排水路に架かる御幸橋のたもとにある小山が大潟富士。大潟村は戦後に八郎潟を干拓して誕生した村のため、村全体が海抜ゼロメートル以下。大潟富士は標高0mだが、もともとの場所がマイナス3.776mのため、ちょうど山頂が標高0mになる計算!
日本一低い富士山は、海抜0m!
単なる公園の小山のような存在ですが「登山口」には登頂者名簿も設置されています。
「標高0m、日本一低い山」の標柱と、大潟富士という立派な石碑も立っています。
さらに、築山ではあるものの、国土地理院の地形図にもちゃんと大潟富士の名前とマイナス3.9mの三角点が記載されています。
秋田県測量設計業協会が創立20周年を迎えるにあたり、大潟村と共同で設計、平成7年6月3日(測量の日)に竣工。
秋田県道298号道村大川線沿いにあり、駐車場も整備されているので大潟村周辺に来たのならぜひお立ち寄りを。
周辺には大潟村ソーラースポーツライン(次世代電池自動車専用道路)、経緯度交会点表示塔(北緯40度、東経140度の交会地点に建つ記念塔/10度単位で交差しているのは日本で唯一)もあるので寄り道を。
大潟富士 | |
名称 | 大潟富士/おおがたふじ |
所在地 | 秋田県南秋田郡大潟村方上 |
関連HP | 大潟村公式ホームページ |
ドライブで | 秋田自動車道五城目八郎潟ICから約10km |
駐車場 | 3台/無料 |
問い合わせ | 大潟村総務企画課 TEL:0185-45-2111 |
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。 |
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