明治百年通り

明治百年通り

経済産業省の近代化産業遺産に認定される康楽館、そして小坂鉱山事務所、天使館(昭和6年に開園の「聖園天使園」)。3軒が軒を並べる通りが明治百年通りで、国土交通省の都市景観大賞「美しいまちなみ賞」、手づくり郷土賞を受賞しています。6月にはニセアカシアの花が咲き、甘い香りが漂うことから環境省の「かおり風景100選」に選定。

小坂町のメインストリート

小坂鉱山は、明治2年、盛岡(南部)藩直営から官営になり、明治17年には藤田組に払い下げられました。
明治34年に銀の生産高が日本一となるなど、日本の近代化を支える重要な鉱山でした。
そんな鉱山全盛時代を反映して、明治38年に小坂鉱山事務所、明治43年に芝居小屋の康楽館が竣工したのです。
その2軒が残され(ともに国の重要文化財)、明治の近代化への息吹を感じ取ることができます。

明治百年通り
名称明治百年通り/めいじひゃくねんどおり
所在地秋田県鹿角郡小坂町小坂鉱山
関連HP小坂まちづくり株式会社公式ホームページ
電車・バスでJR十和田南駅から秋北バス小坂町行きで20分、小坂小学校前下車、徒歩5分
ドライブで東北自動車道小坂ICから約2.4km
駐車場150台/無料
問い合わせ小坂町観光産業課 TEL:0186-29-3908
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
小坂鉄道レールパーク

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小坂製錬小坂製錬所で製造された濃硫酸を輸送するため秋田県大館市の大館駅から秋田県小坂町の小坂駅に至る鉄道が小坂鉄道。平成6年に旅客輸送を、さらに平成21年に廃線となりましたが、駅舎と車両などが小坂町に無償譲渡され、平成26年6月1日に「小坂

康楽館

白亜の西洋建築物の康楽館は明治43年、明治後半には日本一の銅の産出を誇った小坂鉱山の厚生施設として建てられた芝居小屋。洋風の外観に反して内部は純和風の造りで、花道や回り舞台、昔ながらの桟敷席が設けられています。当時から照明施設を備え、東北随

小坂鉱山事務所

江戸末期に発見された小坂鉱山(こさかこうざん)。その全盛期に藤田組によって建てられたのが小坂鉱山事務所。平成9年まで現役で使用されていましたが、平成13年、現在地に移築・復原。のちに鉱山の娯楽施設として建てられた芝居小屋・康楽館(こうらくか

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