川内ダム(かわうち湖)

川内ダム(かわうち湖)

青森県むつ市川内町(下北半島)を流れる二級河川・川内川水系川内川上流部に建設されたダムが、川内ダム。ダム湖のかわうち湖は、ダム湖百選に選定。青森県道253号(長後川内線)沿いにあり、湖畔のレイクサイドパークには道の駅「かわうち湖」(野平高原交流センター)があります。

本州最北のダム・人造湖は、青森県内唯一のダム湖百選に選定

本州最北端のダムは、川内川の氾濫防止(治水/昭和40年代に何度も氾濫)と、農業用水などの利水を目的とした多目的ダム。
ダム底に36戸が沈み(昭和56年7月15日、離村式を実施)、平成5年5月9日に完成。
移転を余儀なくされた36戸は、戦時中に満州や樺太に移住し、終戦後の昭和24年に下北半島の開拓として入植、川内ダムの建設で離農を余儀なくされたもの。
川内ダム(かわうち湖)は、堤高55m、堤頂長137mの重力式コンクリートダムで、かわうち湖の湛水面積は147haあります。
ダム堤体が比較的小規模にもかかわらず、総貯水容量、有効貯水容量が多いのが特徴。

本州最北の人造湖となるかわうち湖には噴水も設置され、下流側には立ち寄り湯の「ふれあい温泉川内」(硫酸塩化物泉)を起終点とする川内川渓谷遊歩道(全長4.4km)も整備され、遊歩道途中に大滝が落ちています。

下北半島の代表的な観光地である恐山と仏ヶ浦の中継地点として、寄り道スポットとしても絶好。

本州最北のダムとしては、奥戸ダム(おこっぺだむ= 奥戸生活貯水池)が建設されていましたが、建設が中止となり、川内ダム(かわうち湖)が最北であり続けています。

川内ダム(かわうち湖)
名称 川内ダム(かわうち湖)/かわうちだむ(かわうちこ)
所在地 青森県むつ市川内町福浦山
ドライブで 東北自動車道八戸ICから約159km
駐車場 川内ダム管理所駐車場、道の駅かわうち湖駐車場などを利用
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

 

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