青森県上北郡七戸町(しちのへまち)、野辺地駅と七戸駅を結んだ南部縦貫鉄道線の七戸駅(南部縦貫鉄道本社)跡の建物が現存。コンクリート造り、2階建ての駅舎で、駅舎内に南部縦貫鉄道本社がありました。南部縦貫レールバス愛好会が中心となり、駅舎を保存するほか、キハ10形レールバスを動態保存しています。
毎年GWに『レールバス体験乗車イベント』開催
沿線の開発を目的に自治体が資金を拠出して南部縦貫鉄道が設立され、むつ製鉄(昭和40年解散)の砂鉄輸送という目的もあって昭和37年10月20日、千曳駅~七戸駅間が開業。
昭和43年8月5日、旧東北本線の路盤を借用して野辺地駅まで延伸しています。
平成9年5月6日、南部縦貫鉄道全線休止となり、そのまま廃線に。
七戸駅(南部縦貫鉄道本社)跡では、毎年ゴールデンウィーク(5月上旬)に気動車(レールバス・キハ10)の『レールバス体験乗車イベント』が実施され、鉄道ファンの人気を集めています。
七戸駅(南部縦貫鉄道本社)跡 | |
名称 | 七戸駅(南部縦貫鉄道本社)跡/しちのへえき(なんぶじゅうかんてつどうほんしゃ) |
所在地 | 青森県上北郡七戸町笊田48-1 |
ドライブで | 上北自動車道七戸ICから約6km |
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