法隆寺・礼堂

643(皇極天皇2)年、蘇我入鹿(そがのいるか)に焼かれた聖徳太子の宮殿、斑鳩宮(いかるがのみや)跡に建てられた法隆寺東院伽藍に建つ夢殿。その夢殿を囲む回廊の南に位置する堂が礼堂(らいどう)です。その名の通り夢殿を礼拝するための場所で、文字通り夢殿を眺める一等地となっています。

夢殿を礼拝する古代の中門

現在の礼堂は、東院伽藍の中門を改造した鎌倉時代の建築物で国の重要文化財。

古代には回廊内部は僧侶さえも入ることをためらった聖域だったと考えられているため、礼堂のある場所が門だったと推測されています。

法隆寺は「法隆寺地域の仏教建築物」として世界遺産に登録。

斑鳩宮と厩戸王
文部科学省は歴史の教科書で聖徳太子が後世に付けられた呼称だとして「厩戸王」(うまやどおう)に改めることを決めています。
その厩戸王の宮殿が斑鳩宮。
聖徳太子は605(推古天皇13)年、都のあった飛鳥から斑鳩に移り住み斑鳩宮と斑鳩寺(後の法隆寺)を建設。
しかし643(皇極天皇2)年、長男・山背大兄王子(やましろのおおえのおう)が蘇我氏との政争に破れ、斑鳩寺で首をくくって自害し一族は全滅しています。

法隆寺・礼堂 DATA

名称 法隆寺・礼堂/ほうりゅうじ・らいどう
Horyuji temple, Raido(worship hall)
所在地 奈良県生駒郡斑鳩町法隆寺山内1-1
関連HP 法隆寺公式ホームページ
電車・バスで JR法隆寺駅から徒歩20分。または奈良交通バス法隆寺門前行きで8分、終点下車すぐ。あるいは、近鉄橿原線筒井駅から奈良交通バス王寺駅行きで12分、法隆寺前下車、徒歩5分
ドライブで 西名阪自動車道法隆寺ICから約2.5km
駐車場 法隆寺観光自動車駐車場(20台/有料)
問い合わせ TEL:0745-75-2555
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

 

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