青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸・キハ82

青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸・キハ82

青森県青森市、青森港に係留され、ミュージアムとして保存される青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸。現役時代には列車ごと甲板に積み込むことができましたが、1階の車両甲板に静態保存されるのが、国鉄キハ80系気動車のキハ82です。客車は積載しなかったので、あくまで静態保存ということに。

ヘッドマークなく、静かに余生を送る特急型気動車

青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸・キハ82

青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸の車両甲板に静態保存されるのは、ディーゼル機関車のDD16-31、貨車のヨ6798(ヨ6000形)、ヒ760(ヒ600形)、ヒ833(ヒ600形)、ヒ834(ヒ600形)、ヒ835(ヒ600形)、郵便貨物車のスユニ50-509、スユニ50-510、そしてキハ82-101。

国鉄キハ80系気動車は、国鉄が開発した特急型気動車(ディーゼルカー)。
キハ82系は、特急「はつかり」用として製造されたキハ81系グループ(日本初の特急形気動車)の人気を受け、昭和36年以降に製造された車両で、特急「白鳥」に使われたため白鳥形と称されるスタイルです。

地味な貨物列車が並ぶ中で、特急用の気動車であるキハ82-101(富士重工が昭和40年に製造)は異色の存在ですが、分割併合可能とするため正面貫通型となっているキハ82は、鉄道ファンには人気の車両なので、これがお目当てで青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸に入場する人も。
キハ82は量産型の車両ですが、保存車両が少なく、本州ではJR東海の「リニア・鉄道館」(名古屋市)のキハ82-73と青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸でしか見ることができません。

青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸・キハ82
名称 青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸・キハ82/せいかんれんらくせんめもりあるしっぷはっこうだまる・きは82
所在地 青森県青森市柳川1-112-15地先
関連HP 青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸公式ホームページ
電車・バスで JR青森駅から徒歩5分
ドライブで 東北自動車道青森中央ICから約5.7km
駐車場 20台/無料
問い合わせ 青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸 TEL:017-735-8150/FAX:017-735-8170
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸

青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸

青森県青森市の青森港に係留される、青函連絡船が八甲田丸。昭和39年に就航し、青函トンネル開通による昭和63年3月13日の終航まで、青森と函館を結び、人と列車を運び続けた鉄道連絡船で、青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸として公開されています。

 

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