富益神社
江戸時代中期の1708(宝永5)年、第一次開拓者として17人が弓ヶ浜の富益村(現在の米子市富益)に入植。その際、当地にあった古木を荒神と称え、産土神(うぶすながみ=土地の守護神)と尊崇したのが富益神社の始まりとか。幕末の…
江戸時代中期の1708(宝永5)年、第一次開拓者として17人が弓ヶ浜の富益村(現在の米子市富益)に入植。その際、当地にあった古木を荒神と称え、産土神(うぶすながみ=土地の守護神)と尊崇したのが富益神社の始まりとか。幕末の…
鳥取県内には鳥取市布施の山王宮日吉神社など、近江国(滋賀県)坂本にある日吉神社の分霊を勧請して創建した神社もありますが、米子市淀江町に鎮座する日吉神社も、古来、山王宮と称した古社。境内の参道を山陰本線の線路が貫き、列車が…
湖山池の南西、鳥取市大畑に鎮座する古社。「天鷺の宮」とも呼ばれ、もともとは、鷺(さぎ)は三祀(さぎ)のことで、天日名鳥命(あめのひなどりのみこと)、天穂日命(あめのほひのみこと)、天日鷲命(あめのひわしのみこと)を祀る神…
全国唯一という「金持」(読みは「かもち」)という縁起のいい名前を持つ鳥取県日野町にある神社。鎮座する集落の名も金持(かもち)。金運祈願、開運祈願のパワースポットと喧伝(けんでん)され、宝くじの当選を祈り、はたまた事業の成…
宇谷山豊乗寺(ぶじょうじ)は鳥取県八頭郡智頭町にある空海(弘法大師)ゆかりの密教寺院(高野山真言宗)。平安時代の嘉祥年間(845年~851年)、空海の法弟・真雅の開基という古刹です。国宝「絹本著色普賢菩薩像」、国の重要文…
鳥取県八頭町にある金剛山清徳寺(高野山真言宗)は709(和同2)年、行基が開山と伝えられる古刹。婆ヶ城主・小松氏の祈願所にもなっていました。後醍醐天皇のお手植えと伝えられるイチョウのほか、菩提樹やカゴノキ、モチノキ、ヒワ…
米子市淀江町福岡の上淀地区、上淀廃寺跡近くに鎮座する古社が天神垣神社(あめのかみがきじんじゃ)。古代、この地には法隆寺のような広大な寺がありました(上淀廃寺跡)。やはり、この神社も白鳳時代から脈々とした歴史を誇る神社で、…
八王子大明神と称し、倉吉市福富地区の産土神(うぶすながみ=土地の鎮守)。明治維新の際、福富神社と改称しています。「福富」という縁起のいい名前から幸運と富貴を招くとしてパワースポットになっています。『因幡伯耆國 開運八社巡…
日本海に沿って東西16km、南北2kmにわたって広がる鳥取砂丘は、日本離れしたダイナミックな砂漠のような景観が楽しめる場所。10万年という気の遠くなるような長い歳月をかけて運ばれてきた砂浜が丘陵となって続いています。砂漠…
「お城山」と呼ばれる標高263mの久松山(きゅうしょうざん)にある7.37haの公園。16世紀半ばに築城されたという鳥取城の米蔵跡、二の丸、天球丸跡を公園として整備したもので、園内には石垣も残っています。二の丸を中心に2…
明治40年、鳥取城扇御殿跡に旧鳥取藩主池田仲博侯爵の別邸として建てられたフレンチルネサンス様式を基調とした木造瓦葺き2階建ての白亜の洋館。赤坂離宮も設計した宮廷建築の第一人者、片山東熊(かたやまとうくま)工学博士(ジョサ…
鳥取市街の西にある周囲16km、面積6.8平方キロメートルの汽水湖で、「日本最大の池」。最深部でも7mしかなく、それが池といわれるゆえん。かつては大きな入江でしたが、砂州が伸びて海と分断されました。池には青島、津生島、団…
鳥取県東部を流れる千代川河口の東西に発達した海岸砂丘で、東西16km(西端は白兎海岸)、南北2.4kmに及ぶ日本最大級の砂丘。中国山脈から流れ出る千代川の土砂がやがて砂となり、北西の季節風で海岸に吹き上げられ、3万年の歳…
神話「因幡の白兎」の舞台として知られる鳥取砂丘西側の白砂の美しい海岸。「日本の渚百選」、環境省の「快水浴場百選」に選ばれた透明度の高い海と美しい浜が続いています。沖には日本神話(『古事記』)の中で白兎が住んでいたという淤…
日本神話に登場する「因幡の白兎」(いなばのしろうさぎ/『古事記』では「稻羽之素菟」)で知られる白兎神を主祭神とする神社。境内の社叢(鎮守の森)は国の天然記念物。皮膚病に霊験のある神、縁結びの神様として尊崇を集めています。
鳥取市用瀬町に鎮座する古社。天暦年間(947年~956年)に京(山城国愛宕郡)の祇園社(八坂神社)の分霊を勧請して創建し、妙見大明神としています。羽柴秀吉軍の鳥取城攻めの際の兵火で社殿や古文書を焼失し、由来などは定かであ…
湯梨浜町にある古社で伯耆国(ほうきのくに)一之宮。機織(はたおり)に携わった倭文氏(しずりうじ)が祖神の建葉槌命(たけはづちのみこと=倭文神)を祀ったのが起源。下照姫命(したてるひめのみこと)など出雲の神々をも祀っていま…
智頭往来(因幡街道)と備前街道の交わる智頭宿にある古社。鎌倉時代の1278(弘安元)年、信濃国・諏訪の諏訪大社(信濃国一之宮)から分霊を勧請して創建。以来、武家や鎮火の守護神、農業・狩猟の守護神、道中安全の祈願所として崇…