一宮川燈籠流し(一宮町)
西の大磯、東の上総一ノ宮といわれ、かつては文人たちの保養などの地として注目された千葉県一宮町。8月16日に行なわれるのが復活した『一宮川燈籠流し』。古来より一宮川では、7月に玉前神社(たまさきじんじゃ)で行灯に火を灯し先…
西の大磯、東の上総一ノ宮といわれ、かつては文人たちの保養などの地として注目された千葉県一宮町。8月16日に行なわれるのが復活した『一宮川燈籠流し』。古来より一宮川では、7月に玉前神社(たまさきじんじゃ)で行灯に火を灯し先…
印西市に伝わる鎌倉時代頃をルーツにする歴史ある獅子舞が『別所の獅子舞』。かつては春・夏・秋に舞われていましたが、現在は五穀豊穣と悪疫退散を祈願して8月23日16:00〜地蔵寺本堂(宝泉院)で、8月24日(地蔵寺施餓鬼会)…
山形県戸沢村を流れる最上川の脇、左岸山中にある土湯杉の巨木群生地が「幻想の森」。芭蕉も舟下りの舟の中から眺めた最上川随一の景勝地、白糸の滝近くに林道の入口・土湯橋(「幻想の森」の看板)があり、陸橋をくぐって林道を15分ほ…
山形県米沢市にある米沢藩上杉家の菩提寺である曹洞宗の寺が春日山林泉寺。上杉家の菩提寺として、もとは越後・春日山に建っていましたが、上杉家転封とともに林泉寺も会津、米沢へと移転。境内には上杉家家老のNHK大河ドラマ『天地人…
JR東日本、『行くぜ、東北。』、2016年秋の「米沢探訪」編のテーマは、「米沢の歴史を旅する」。米沢の歴史といえば初代米沢藩主・上杉景勝以来の上杉家の伝統。というわけで、ロケは上杉家の菩提寺の林泉寺、米沢牛が味わえる料亭…
山形県米沢市(よねざわし)、松が岬公園(米沢城本丸跡)の南側、米沢城の二の丸跡にある趣深い建物が上杉伯爵邸(上杉記念館)。もとは14代・上杉茂憲(うえすぎもちのり)伯爵邸として建てられたもので、かつては「鶴鳴館」(かくめ…
明治32年5月15日、日本国有鉄道奥羽南線福島駅〜米沢駅間の開通とともに開業したという歴史ある駅が米沢駅です。大正15年には米坂線米沢駅〜今泉駅間が開業。現在の駅舎は平成4年7月1日の山形新幹線開業後の平成5年に完成した…
標高2000mの美ヶ原の高原台地の上は草原となっており、草原を利用し平安の昔から放牧が行なわれてきました。現在では400haという広大な牧場に、5月下旬〜10月中旬にホルスタインを主体に牛約400頭、馬十数頭が放牧されて…
2018年夏に放送のJR東日本、『行くぜ、東北。「縁結び」篇』。今回は、女子三人旅ではなく、松岡茉優と男性のカップル。ふたりが歩く美しい杉林は、岩手県八幡平市の桜松神社です。参道の先にあるのが「日本の滝百選」にも選定され…
長野県松本市、上田市、長和町にまたがる標高2000m内外の広大な台地が美ヶ原。八ヶ岳中信高原国定公園に指定される美しい高原で、深田久弥の日本百名山の一座。最高点は、王ヶ頭(おうがとう)。松本平を隔てて北アルプスが連なるの…
夏の美ヶ原は霧がかかることが多く「3日に1度は濃霧」といわれるほど。かつては広い草原で霧が原因で遭難することもあり、昭和29年10月30日に霧鐘を備えた高さ6mの避難所が造られました。これが美ヶ原のシンボルである美しの塔…
屏風ヶ浦の西端(九十九里浜北端)、旭市の刑部岬・上永井公園にある展望館。2階がパノラマ展示室、3階が光と風のデッキ、屋上が展望台となっています。飯岡漁港を眼下に九十九里浜を一望にするほか、晴れていれば富士山も眺望。2月2…
犬吠埼から九十九里へと続く「東洋のドーバー」と呼ばれる屏風ヶ浦の断崖。その南端、断崖が途切れる岬が刑部岬(ぎょうぶみさき)。一帯は上永井公園として整備され、そこに建つ白亜の灯台が昭和31年初点灯の飯岡灯台です。「日本の朝…
松本市の鉢伏山中にある真言宗の古刹、牛伏寺(ごふくじ)。寺伝によれば天平勝宝7年(756年)、善光寺へと運ぶ唐からの大般若経600巻を積んだ2頭の牛がこの地で倒れ、経巻を納めて牛の霊を祀ったのが始まりという。古来から牛伏…
美ヶ原の南にそびえる鉢伏山(1928.8m)を源とする信濃川水系の一級河川・牛伏川(うしぶせがわ)。山麓の牛伏寺(ごふくじ)近くで扇状地となって松本平に流れ出ますが、そこに築かれた「牛伏川階段工」は、国の登録有形文化財に…
流山市にある日蓮宗の古刹、成顕寺(じょうけんじ)。推古天皇の大同年間(806年~809年)に、空海(弘法大師)の弟子、桂傳阿闍梨(けいでんあじゃり)が農民を困らせる竜を退治し、その竜を風早明神(かざはやみょうじん)として…
御嶽山黒沢口登山道の八合目に位置するのが女人堂。御嶽講(おんたけこう)全盛の宗教登山の時代、黒沢口八合目から上部は女人禁制。つまりここが結界になっていたわけです。夏山シーズンには山小屋「女人堂」も営業し、御岳ロープウェイ…
毎年8月22日、千葉県流山市の成顕寺(じょうけんじ)で『萬灯練行列』(万燈練供養)が行なわれます。日蓮宗寺院では、宗祖・日蓮聖人の入滅の時、季節はずれの桜が咲き乱れたことにちなみ、うちわ太鼓や笛のお囃子のなか、桜の花で飾…