青木ヶ原樹海
富士北麓、山梨県富士河口湖町、鳴沢村に広がる広大な針葉樹の樹海が青木ヶ原樹海。平安時代初期の貞観6年(864年)〜貞観8年(866年)、富士山の貞観大噴火(じょうがんだいふんか)で、長尾山の大噴火(割れ目噴火)による溶岩…
富士北麓、山梨県富士河口湖町、鳴沢村に広がる広大な針葉樹の樹海が青木ヶ原樹海。平安時代初期の貞観6年(864年)〜貞観8年(866年)、富士山の貞観大噴火(じょうがんだいふんか)で、長尾山の大噴火(割れ目噴火)による溶岩…
山梨県南都留郡鳴沢村、富士五湖のひとつ、西湖の南側に連なる標高1164.6m、足和田山系のピークにある富士山を眺望する絶景のビューポイントが紅葉台展望台。西湖、本栖湖(もとすこ)の2湖を眺めることから、別名「二湖台」とも…
山梨県富士吉田市、富士山の吉田口登山道にある史跡が吉田口馬返し。往時、吉田口からの富士登山は、北口本宮浅間神社に参詣し、富士山頂を目ざしました。馬返しまではその名の通り馬に揺られて登山することができ、馬返しから500mほ…
葛城山(かつらぎさん)は奈良県と大阪府の境に聳える標高958.6mの山。金剛山地では金剛山に次ぐ主峰格の山で、山頂部にはのびやかな葛城高原が広がり、キャンプ場や「国民宿舎葛城高原ロッジ」があり、宿泊、食事、キャンプなどが…
和歌山県北部、有田郡有田川町と、海草郡紀美野町の境、長峰山脈の主峰、生石ヶ峰(おいしがみね/標高870.0m)一帯に広がる高原が生石高原(おいしこうげん)。秋には一面のススキ原として名高く、押上岩、笠石など、弘法大師伝説…
和歌山県田辺市と奈良県吉野郡十津川村県との県境に位置する標高1372mの山が護摩壇山(ごまだんざん)。古来から修験道の場で護摩を焚いたことが名の由来です。源平の合戦最中に陣中から逃れ、高野山で出家したという平維盛が、山頂…
六甲山から西へ続く、花崗岩の山並み。神戸市須磨区では須磨アルプスと通称されるアルペン的な雰囲気を呈しています。その須磨アルプスの最高峰が、標高312.0mの横尾山。縦走路途中に馬の背と呼ばれる花崗岩の露岩があり、アルペン…
5ヶ所ある大阪府民の森のうちのひとつが大阪府交野市星田にある大阪府民の森 ほしだ園地。地上高16.5mという本格的なクライミングウォール、全長280mという星のブランコ(吊り橋)などがメインの施設ですが、ハイキングコー…
長野県下諏訪町と諏訪市の境界、霧ヶ峰の北西部に位置する1万2000年もの歳月をかけて形成されたといわれる高層湿原が八島ヶ原湿原(やしまがはらしつげん)。泥炭層は8.05m、尾瀬の湿原よりも発達した高層湿原といわれ、学術的…
山にかかる雲により、地元の人が天気の予測に、海上からは位置を知る目印として使われてきた丹沢の霊峰が大山(標高1252m)。明治初年の神仏分離以前、中世、近世の神仏習合時代には、山中の大山寺に祀られる不動明王、山頂に祀られ…
旧東海道由比宿の背後に聳える706.8mの頂が浜石岳。海道一の絶景と称される薩埵峠(さったとうげ)からの縦走路もあり、峠から2時間30分ほどのハイキングで到達できます。山腹はミカン畑が広がり、厳冬期にも雪を見ることは稀な…
三浦半島の西海岸、荒波に浸食された海岸線が続き、全長4kmの散策路も整備された荒崎海岸(神奈川県横須賀市)。荒崎シーサイドハイキングコースは、関東ふれあいの道「荒崎・潮騒のみち」の一部(荒崎バス停〜どんどんびき〜佃嵐崎〜…
標高81.7mの低山ながら知多半島唯一の一等三角点の山が愛知県知多郡美浜町の鍋山(鍋山一等三角点)。南知多道路を隔てた西側には鵜の山ウ繁殖地もあります。知多半島横断のハイキングコース「美浜オレンジライン」(名鉄河和線河和…
霧島山の火山活動によって約5万年前に形成された火口湖が鹿児島県霧島市の大浪池(おおなみのいけ)。湖面の標高は1239m。直径630m、周囲約2km、最高深度12mの正円形の湖で、碧い湖面に樹々の緑を映し出す姿は神秘的。湖…
赤城山、榛名山(はるなさん)とともに、上毛三山(じょうもうさんざん)に数えられる、妙義山。鋸の歯のように険しい奇峰を連ねる山容は、中国の山水画を思わせます。その代表的な景勝地が妙義山第四石門。中之嶽神社(群馬県下仁田町)…
岩手県八幡平市、滝沢市、雫石町にまたがる岩手山は標高2038.0mでの成層火山で、岩手県の最高峰。山体の半分は富士山のような美しい成層火山の稜線を見せ、残りの半分は噴火によってできた複雑な複合火山となっており、その姿から…
岩手県、北上山地の最高峰が早池峰山(はやちねさん)で、標高は標高1917mの山。深田久弥の日本百名山にも選定されています。六角牛山(ろっこうしさん)、石上山(いしかみやま)とともに遠野三山の一座。山頂は宮古市、遠野市、花…
上越国境(群馬・新潟県境)にそびえる「魔の山」谷川岳の東斜面にある大岩壁のひとつ、一ノ倉沢。険しい衝立岩が立ちはだかった場所で遭難率が高いため、谷川岳が「魔の山」と恐れられる所以(ゆえん)となっている岩場です。この谷川岳…