横山展望台
真珠の養殖筏が浮かぶ英虞湾(あごわん)は志摩でも最も複雑な入江と60の島々を持つ湾で、「志摩のエーゲ海」とも呼ばれている。リアス式海岸の多島美で知られ、真珠養殖の筏(いかだ)が浮かぶ英虞湾を一望に収めるのが三重県志摩市阿…
真珠の養殖筏が浮かぶ英虞湾(あごわん)は志摩でも最も複雑な入江と60の島々を持つ湾で、「志摩のエーゲ海」とも呼ばれている。リアス式海岸の多島美で知られ、真珠養殖の筏(いかだ)が浮かぶ英虞湾を一望に収めるのが三重県志摩市阿…
貞観2年(860年)創建の古社で、京都府八幡市の木津・宇治・桂の三川の合流点を眼下にする男山の山頂に鎮座し、大分の宇佐神宮(宇佐八幡宮)、福岡の筥崎宮とともに日本三大八幡宮(鎌倉・鶴岡八幡宮を加える場合も)に数えられるの…
三方五湖は、三方湖(みかたこ)、水月湖(すいげつこ)、菅湖(すがこ)、久々子湖(くぐしこ)、日向湖(ひるがこ)の5つの湖。福井県道路公社が管理していた三方五湖有料道路(2022年10月に無料化)の名称が三方五湖レインボー…
天平13年(741年)、聖武天皇の勅願によって全国に建立された国分寺(金光明四天王護国之寺)のひとつで、若狭国に建立された国分寺の後継寺院が福井県小浜市国分にある曹洞宗の寺、若狭国分寺。創建当初の国分寺は、地方豪族の氏寺…
福井県勝山市の平泉寺白山神社は養老元年(717年)、白山を開いた泰澄(たいちょう)が白山登山の際に一林泉を発見し、この地が神明の地であることを悟り、社を建立したのが始まりという古社で、白山の越前側登山口。古くは「平清水」…
古代から御食津神(みけつのかみ=食物を司る神)として海人族に信仰されてきた神で北陸道の総鎮守、越前国一之宮として尊崇されてきた古社が、福井県敦賀市の氣比神宮(けひじんぐう)。大宝2年(702年)、文武天皇の勅命で社殿を創…
『源氏物語』の作者・紫式部(むらさきしきぶ)の父・藤原為時(ふじわらのためとき)は、長徳2年(996年)、越前守(越前国守)として越前に赴任(越前国庁は現在の越前市にあったと推測されますが定かでありません)。その際、娘の…
紀伊水道と太平洋が交わる四国最東端の岬が徳島県阿南市の蒲生田岬(かもだみさき、がもうだみさき)。北側には「阿波の松島」といわれる橘湾、南側は絶壁の阿南海岸となっていて一帯は室戸阿南海岸国定公園に指定されています。岬沖は瀬…
徳島県鳴門市、標高538mの大麻山の南麓に鎮座する古社で阿波国一之宮が大麻比古神社(おおあさひこじんじゃ)。社伝によれば、神武天皇の御代に阿波国に麻・楮(コウゾ=阿波和紙の原料)の種を撒いて開拓した天太玉命(あめのふとた…
明治23年に開庁し、大正9年に現在地に移築されたかつての簡易裁判所(旧三角簡易裁判所)。地元宇土郡(うとぐん)はもちろん、下益城郡(しもましきぐん)内2ヶ村(守富・杉合)、天草郡内5ヶ村(登立・上村・中村・維和・湯島)の…
熊本県宇城市(うきし)にある三角西港は、明治時代に、三池炭鉱の石炭輸出のため、国策で築かれた日本で最初の近代的な港湾。往時の石積埠頭などがそのままに残され、世界文化遺産、経済産業省の近代化産業遺産、さらに文化庁の重要文化…
平安時代以前に疫神(えきしん)を祀る社があった地に建つ古社が今宮神社。正暦5年(994年)、都の悪疫退散を祈り、神輿を造営し、紫野御霊会(むらさきのごりょうえ)を営んだのが今宮神社の始まりです。本社には大己貴命(おおなむ…
臨済宗妙心寺派の妙心寺の塔頭(たっちゅう=支院)のひとつで、波多野出雲守重通が応永11年(1404年)に創建したのが退蔵院。妙心寺の塔頭の中でも屈指の古刹で、退蔵院の庭園は妙心寺の庭園を代表する傑作です。室町時代、狩野元…
京都市街を流れる鴨川の上流、貴船川の畔にある貴船神社(きふねじんじゃ)は奈良時代の創建で、高靈神(たかおかみのかみ)を祀る古社。全国に約450社ある貴船神社の総本社で、水を司る神様を祀り、農耕のための信仰を集めてきました…
下御霊神社の境内に湧き出す湧水。手水舎に注ぎ出すが水をくみに来る人も多い名水のひとつ。京の三名水の一つに挙げられている梨木神社の染井と同じ水脈で、毎日くみに来るという地元の人も多いとか。実は、長きにわたって枯れていた井戸…
社伝によれば、貞観5年(863年)、京に創建という古社が下御霊神社(しもごりょうじんじゃ)。創建当初は出雲氏一族の居住地にあった下出雲寺の鎮守社だったという。古来から京都御所の産土神(うぶすながみ=土地を守る神様)として…
承和年間(834年~848年)、山代淡海(やましろのおおえ)が国家鎮護のために創建したと伝わる古刹が六道珍皇寺(ろくどうちんのうじ)。六道とは、仏家のいう地獄、餓鬼、畜生、修羅、人間、天上の6種の冥界をさし、平安時代に東…
平安初期に厄除け、旅行安全の神として建立された古社が、京都市東山区粟田口に鎮座する粟田神社(あわたじんじゃ)。石段下の道は旧東海道・東山道にあたり、一帯は「京の七口」のひとつ粟田口にあたります。源義経は奥州に向かう際に、…