日向薬師(宝城坊)
神奈川県伊勢原市の山中にある高野山真言宗の寺、日向薬師(宝城坊)。本尊は薬師瑠璃光如来(平安中期の作、国の重要文化財)で、中世から薬師霊場の日向薬師として親しまれ、愛知県の鳳来寺(峯薬師)、高知県の豊楽寺(柴折薬師)など…
神奈川県伊勢原市の山中にある高野山真言宗の寺、日向薬師(宝城坊)。本尊は薬師瑠璃光如来(平安中期の作、国の重要文化財)で、中世から薬師霊場の日向薬師として親しまれ、愛知県の鳳来寺(峯薬師)、高知県の豊楽寺(柴折薬師)など…
京都市右京区にある全国に900社ほどある愛宕神社(あたごじんじゃ)の総本社が、愛宕神社。大宝年間(701~704年)に修験道の祖である役行者(えんのぎょうじゃ)と白山を開いた泰澄が朝廷の許しを得て朝日峰(愛宕山)の頂に社…
東京都台東区上野恩賜公園内にある、東照大権現(徳川家康)を祀る神社が上野東照宮。徳川御三家など諸大名から奉納された48基の銅灯籠(国の重要文化財)が、有名ですが、佐久間勝之(さくまかつゆき)が奉納の巨大な灯籠は、お化け灯…
京都市東山区にある知恩院の塔頭(たっちゅう)のひとつが良正院(りょうしょういん)。徳川家康の次女で、池田輝政(いけだてるまさ)の夫人となり、姫路城で死去した督姫(とくひめ)の追善のために、息子である池田忠雄(いけだただか…
京都市伏見区にある伏見の産土神(うぶすながみ)が御香宮神社(ごこうのみやじんじゃ)。平安時代、境内から病気に効く香水が湧いていたので、清和天皇からその名を贈られた古社で、境内に今も湧き出す名水は、伏見七名水のひとつ「伏見…
京都府京都市左京区にある浄土宗の開祖・法然上人の弟子、安楽、住蓮ゆかりの寺、安楽寺。鎌倉時代の初め、斬首に処された安楽、住蓮の菩提を弔うため、法然上人が建立した寺で、江戸時代初めに現在地に移っています。普段は非公開で、桜…
京都府京都市北区等持院北町にある足利尊氏の墓所で、臨済宗天龍寺派の寺、等持院。暦応4年(1341年)、等持寺(とうじじ)別院として、足利尊氏が夢窓疎石(むそうそせき)を招いて創建した、臨済宗天龍寺派の寺院。死後尊氏がここ…
京都府京都市中京区、京都の繁華街、新京極通に面して建つ小さなお堂が、通称「蛸薬師」として有名な蛸薬師堂永福寺。養和元年(1181年)創建の深草浄土宗の寺で、元は二条室町にありましたが、豊臣秀吉の京の都市改造(天正の地割)…
京都府京都市左京区、哲学の道沿いにある歴代皇女が住職を務めた尼門跡寺院が霊鑑寺(れいかんじ)。江戸時代の初め、後水尾天皇(ごみずのおてんのう)が第12皇女・月江宗澄(げっこうそうちょう=多利宮)を開基として創建。普段は非…
京都府京都市左京区、哲学の道から少し脇に入ったところに鎮座する古社が大豊神社。注目は境内の大国社にある狛巳(こまねずみ=狛ネズミ)。本来は狛犬のところここではネズミが社を守っているのです。大国主命を危機から助けたという神…
京都市上京区にある臨済宗相国寺派大本山の寺、相国寺(しょうこくじ)。足利義満が建立を発願し、夢窓疎石(むそうそせき)を開祖として明徳3年(1392年)に創建した、京都五山の第二位に列せられる名刹。国の重要文化財に指定され…
京都市東山区にある臨済宗の東福寺派大本山、東福寺。京都五山の第四位の禅寺で、日本最古にして最大級の伽藍から「東福寺の伽藍面」(がらんづら)ともいわれるほど。参詣者を迎える壮大な三門は、応永32年(1425年)、室町幕府4…
愛知県名古屋市熱田区の熱田神宮の境内にある大灯籠が佐久間灯籠。寛永7年(1630年)、佐久間勝之は海難にあい、熱田神宮に祈ったところその加護によって救われたことに感謝して寄進したものと伝えられ、同じ佐久間勝之(さくまかつ…
京都市下京区にある真宗大谷派の本山、東本願寺(真宗本廟)。慶長7年(1602年)、徳川家康の寄進による土地に阿弥陀堂、御影堂などを建立したのですが、その玄関にあたるのが御影堂門です。現在の御影堂門(ごえいどうもん)は、幕…
京都市右京区御室にある真言宗御室派の総本山、仁和寺(にんなじ)。世界文化遺産「古都京都の文化財」の構成資産にもなる名刹ですが、春は、中門内の西側一帯に咲く遅咲きの御室桜(おむろざくら)が咲くことで有名です。その歴史を背景…
京都市右京区御室にある真言宗御室派の総本山、仁和寺(にんなじ)。皇室とゆかりの深い門跡寺院で、世界文化遺産「古都京都の文化財」の構成資産にもなる名刹ですが、寛永18年(1641年)〜正保2年(1645年)頃の築という二王…
京都府京都市左京区にある臨済宗南禅寺派大本山、南禅寺。京都三大門(南禅寺、知恩院、東本願寺または仁和寺)に数えられる有名な三門の前に配されるのが佐久間灯籠です。寛永5年(1628年)の三門落慶の際に、佐久間勝之が寄進した…
兵庫県姫路市にある千姫ゆかりの神社が男山千姫天満宮。元和2年(1616年)、本多忠刻の正室となった千姫。徳川家の信頼厚い本多家は、桑名藩から西国を睨む姫路藩へと移りますが、元和9年(1623年)、千姫が本多家の繁栄、家族…