相国寺
京都市上京区にある臨済宗相国寺派大本山の寺、相国寺(しょうこくじ)。足利義満が建立を発願し、夢窓疎石(むそうそせき)を開祖として明徳3年(1392年)に創建した、京都五山の第二位に列せられる名刹。国の重要文化財に指定され…
京都市上京区にある臨済宗相国寺派大本山の寺、相国寺(しょうこくじ)。足利義満が建立を発願し、夢窓疎石(むそうそせき)を開祖として明徳3年(1392年)に創建した、京都五山の第二位に列せられる名刹。国の重要文化財に指定され…
京都市東山区にある臨済宗の東福寺派大本山、東福寺。京都五山の第四位の禅寺で、日本最古にして最大級の伽藍から「東福寺の伽藍面」(がらんづら)ともいわれるほど。参詣者を迎える壮大な三門は、応永32年(1425年)、室町幕府4…
愛知県名古屋市熱田区の熱田神宮の境内にある大灯籠が佐久間灯籠。寛永7年(1630年)、佐久間勝之は海難にあい、熱田神宮に祈ったところその加護によって救われたことに感謝して寄進したものと伝えられ、同じ佐久間勝之(さくまかつ…
京都市下京区にある真宗大谷派の本山、東本願寺(真宗本廟)。慶長7年(1602年)、徳川家康の寄進による土地に阿弥陀堂、御影堂などを建立したのですが、その玄関にあたるのが御影堂門です。現在の御影堂門(ごえいどうもん)は、幕…
京都市右京区御室にある真言宗御室派の総本山、仁和寺(にんなじ)。世界文化遺産「古都京都の文化財」の構成資産にもなる名刹ですが、春は、中門内の西側一帯に咲く遅咲きの御室桜(おむろざくら)が咲くことで有名です。その歴史を背景…
京都市右京区御室にある真言宗御室派の総本山、仁和寺(にんなじ)。皇室とゆかりの深い門跡寺院で、世界文化遺産「古都京都の文化財」の構成資産にもなる名刹ですが、寛永18年(1641年)〜正保2年(1645年)頃の築という二王…
京都府京都市左京区にある臨済宗南禅寺派大本山、南禅寺。京都三大門(南禅寺、知恩院、東本願寺または仁和寺)に数えられる有名な三門の前に配されるのが佐久間灯籠です。寛永5年(1628年)の三門落慶の際に、佐久間勝之が寄進した…
兵庫県姫路市にある千姫ゆかりの神社が男山千姫天満宮。元和2年(1616年)、本多忠刻の正室となった千姫。徳川家の信頼厚い本多家は、桑名藩から西国を睨む姫路藩へと移りますが、元和9年(1623年)、千姫が本多家の繁栄、家族…
兵庫県西宮市にある全国3500社のえびす神社の総本社とされるのが、西宮神社。「西宮のえべっさん」の表大門(赤門)は、桃山建築の遺構で、その両脇に全長247mにわたって続く大練塀(土塀)とともに国の重要文化財に指定されてい…
愛知県岡崎市本宿町にある浄土宗の寺、法蔵寺(ほうぞうじ)。寺伝によれば大宝元年(701年)、行基によって法相宗の二村山出生寺として開山という古刹。松平家の菩提寺で、徳川家康も竹千代時代にこの寺で学んでいます。近藤勇の首を…
愛知県岡崎市片寄町にある臨済宗妙心寺派の寺、天恩寺。貞治元年(1362年)、足利義満が足利尊氏の遺命で建立したと伝えられる古刹。天正3年(1575年)、長篠の戦いに向かう徳川家康が、この天恩寺を宿所にし、家康が何度も振り…
愛知県岡崎市康生町、徳川家康誕生の城、岡崎城の本丸に鎮座する神社が龍城神社(たつきじんじゃ)。明治9年に、 岡崎城三の丸にあった東照宮と岡崎城本丸に遷座、本多忠勝を祭神とする映世神社を合祀し、築城時に龍が出現し…
愛知県岡崎市岩津町にある菅原道真を祭神とする天神社が岩津天満宮。江戸時代中期の宝暦9年(1759年)、信光明寺(しんこうみょうじ)22世・一誉上人が鎌倉・荏柄山天満宮(芭蕉天神)の分霊を勧請し、三河、遠州一円の尊崇を集め…
愛知県名古屋市西区中小田井にある天台宗の寺、願王寺。天長6年(829年)、願王寺として開基された古刹で、中世には、松寿院長興寺などと称されていましたが、明治42年、善照院伏雷法師が善光寺(長野市)から善光寺如来を勧請。さ…
名古屋城を中心に、観音様の慈悲を求める民衆の信仰を集めた4ヶ所の観音を祀る寺が尾張四観音(おわりしかんのん)。笠寺観音(笠覆寺)、甚目寺観音、荒子観音、龍泉寺の4ヶ寺で、名古屋城を中心にその一年の福徳を司る歳徳神(としと…
愛知県名古屋市守山区と瀬戸市の境にある標高198.4mの東谷山(とうごくさん/名古屋市の最高峰)の山頂に鎮座する古社が尾張戸神社(おわりべじんじゃ)。古来、信仰を集めた霊山で、尾張国造・尾張氏の本貫地で、祭神も尾張氏の祖…
愛知県名古屋市守山区竜泉寺にある天台宗の寺、龍泉寺。笠寺観音、荒子観音、甚目寺観音と並び名古屋城の鬼門を守る尾張四観音のひとつ。寺伝によれば延暦年間(782年~806年)、最澄(伝教大師)が創建したと伝わる古刹で、空海伝…
愛知県名古屋市南区楠町にある『万葉集』に詠まれた年魚市潟(あゆちがた)を見下ろす高台にある小さな神社が村上社。境内にある幹回り10.8m、樹高20mにおよぶ楠木の大木は樹齢1000年以上、鎌倉時代には街道の道標にもなって…