富山港展望台
富山県富山市、富山外港の岩瀬港のシンボルとなっている展望台が富山港展望台。建つ場所は、かつて北前船の交易で栄えた神通川河口の東岩瀬地区。高さ24.58mの展望台は、近くに建つ金刀比羅社(琴平社)の常夜燈をイメージ。常夜燈…
富山県富山市、富山外港の岩瀬港のシンボルとなっている展望台が富山港展望台。建つ場所は、かつて北前船の交易で栄えた神通川河口の東岩瀬地区。高さ24.58mの展望台は、近くに建つ金刀比羅社(琴平社)の常夜燈をイメージ。常夜燈…
古代、越中国の国府(国庁が置かれた場所)は、現在の富山県高岡市伏木にありました。歌人としても名高い大伴家持(おおとものやかもち)が越中国の国守として在任中の天平18年(746年)、宇佐神宮から宇佐八幡神を勧請して創建した…
かつて潮待ち湊として栄えた鞆の浦(広島県福山市鞆町)。瀬戸内海随一の要港だった頃の喧噪とは無縁の静けさですが、江戸情緒を色濃く残す街並みは今も健在。鞆七卿落遺跡周辺の白壁土蔵やベンガラ商家の家並みはもちろん貴重ですが、鞆…
広島県福山市鞆町の鞆の浦(とものうら)は北前船の寄港などで栄えた港町。鞆の港に入る船の目印となっていた石造の常夜灯が現存しています。寛政3年(1791年)に築かれたもので、今も鞆の浦のシンボルとなっています。その足下に広…
広島県福山市鞆町にある江戸時代の豪商で保命酒を醸した旧宅が太田家住宅。幕末に尊王攘夷派の三条実美ら七公卿も滞在したことから別名「鞆七卿落遺跡」とも。18世紀中期から19世紀前期に建てられた全9棟からなる住宅は、江戸時代、…
2023年10月7日(土)18:00~21:00、広島県尾道市で『第18回尾道灯りまつり』が開催。寺と寺を結ぶ路地や参道、駅前緑地帯などを3万4000個という膨大なロウソクの灯りでライトアップする。千光寺山ロープウェイは…
永禄9年(1566年)、毛利元就(もうりもとなり)は、尼子氏を降し、石見国平定後に銀の積出港を輌ヶ浦(仁摩)から温泉津(ゆのつ)・沖泊に移しています。沖泊の湾岸には、凝灰岩の岩盤を加工して造られた鼻繰岩(はなぐりいわ)と…
温泉津(ゆのつ)から谷ふたつ北側にある天然の良港が沖泊。石見銀山から9km西に位置する湊(みなと)で、石見銀山の支配が毛利氏に移った16世紀後半、銀の積み出しと石見銀山への物資補給がこの沖泊の湊で行なわれました。温泉津沖…
リアス式海岸の奥行き1.2kmという深い入江を利用した天然の港が島根県大田市の温泉津港(ゆのつこう)。平安時代にはすでに温泉が発見され、毛利氏支配の中世には温泉津は銀の積み出しや石見銀山の鉱山町が消費する生活物資の集積地…
江戸時代には銀山奉行支配の幕府直轄領となり、17世紀初めまでは石見銀の積み出し港として繁栄した島根県大田市の温泉津(ゆのつ)。平成19年7月に世界文化遺産「石見銀山遺跡とその文化的景観」の構成資産。銀山衰退後は北前船の出…
京都府舞鶴市の西地区(西舞鶴)を流れる高野川河口の竹屋町にある倉庫群。これは、田辺城の城下町だった藩政時代から明治時代まで廻船業を中心に栄えた町並みが残るもので、大壁造り土蔵が軒を連ねています。西側の湾奥、現在の舞鶴西港…
9月第3月曜(敬老の日)前の土・日曜、青森県むつ市の川内八幡宮(かわうちはちまんぐう)で『例大祭』が執り行なわれます。県内随一の大きさを誇る山車と神輿が古式ゆかしく町を練り歩きます。土曜が宵宮で夕方、八幡宮前に5台の山車…
毎年8月18日~8月20日、青森県むつ市で『田名部まつり』が行なわれます。田名部通り(現在の下北半島)の総鎮守・田名部神社(たなぶじんじゃ)の例大祭で、下北最大規模の祭り。雅やかな祇園囃子のなか、きらびやかに飾り付けられ…
2019年8月22日(木)~8月25日(日)、青森県野辺地町で『のへじ祇園まつり』が開催されます。南部藩領随一の湊だった野辺地。南部藩でも有数の廻船問屋たちに支えられ、北前船で伝わった文化が根付きますが、『のへじ祇園まつ…
2023年8月11日(金・祝)18:35~21:00、例年、酒田花火ショーの前日の金曜に開催していた『酒田港まつり 酒田湊・甚句流し』を、名称を「さかた夏の縁日まつり」に名称を変更して行なわれます。今町 船場町 高野の浜…
隠岐ユネスコ世界ジオパークに登録される、隠岐の自然と世界ですが、島前(どうぜん)と呼ばれる西ノ島(島根県西ノ島町)、中ノ島(海士町)、知夫里島(知夫村)を形成するのが島前カルデラ(火山性の陥没地形)。島前カルデラの中央火…
佐渡の宿根木村(現・佐渡市宿根木)は16世紀末頃、出雲崎から廻船業者が移住して廻船業を始めたと伝えられる湊町。南佐渡最大の湊として発展し、北前船の全盛期の江戸後期から明治半ばには経営者である船主と船頭、そして船乗り、船大…
佐渡、小木港の西3kmにある、宿根木(しゅくねぎ)。江戸中期から明治にかけて、日本海岸と大坂(現・大阪)などを結ぶ、北前船の寄港地となり、佐渡廻船の基地でもあったため、多くの廻船問屋や船大工が居を構えた場所。公開民家「清…