中山茶臼山古墳
北麓には吉備津神社、東麓には吉備津彦神社、南麓には尾上車山古墳(国の史跡)があるという古代吉備国の聖なる山が岡山市の「吉備の中山」。その吉備の中山に造られた墳長120mの前方後円墳が中山茶臼山古墳。宮内庁は「大吉備津彦命…
北麓には吉備津神社、東麓には吉備津彦神社、南麓には尾上車山古墳(国の史跡)があるという古代吉備国の聖なる山が岡山市の「吉備の中山」。その吉備の中山に造られた墳長120mの前方後円墳が中山茶臼山古墳。宮内庁は「大吉備津彦命…
岡山市にある6世紀末(古墳時代後期〜終末期)に築造されたと推測される円墳が牟佐大塚古墳(むさおおつかこふん)。国の史跡に指定され、箭田大塚古墳(やたおおつかこふん)、こうもり塚古墳と並んで、岡山県三大巨石墳のひとつ。裾部…
岡山県総社市の吉備路風土記の丘にある全長約100mの前方後円墳がこうもり塚古墳(国の史跡)。松林に覆われた後円部には、巨大な石を用いた全長19.4mの横穴式石室があり、その規模は全国でも最大。箭田大塚古墳、牟佐大塚古墳と…
三重県亀山市にある能褒野古墳群(16基の円墳と能褒野王塚古墳)を構成する古墳のひとつが能褒野王塚古墳(のぼのおうつかこふん)。宮内庁により「能褒野墓(のぼののはか)」として第12代景行天皇皇子の日本武尊の墓に治定される古…
三重県鈴鹿市にある全長92m、後円部の直径64m、前方部の高さ15.5mと、三重県下最大の帆立貝式古墳が白鳥塚古墳。伊勢国松坂(現在の三重県松阪市)出身で『古事記伝』の著者でもある本居宣長(もとおりのりなが)や平田篤胤(…
天王寺公園の北端にある小さな山が茶臼山。大阪市内で最大級の前方後円墳との説もありますが、延暦7年(788年)に和気清麻呂が上町台地を掘削したときの残土を盛った丘ともいわれています。慶長19年(1614年)の大坂冬の陣で徳…
奈良市尼ヶ辻町にある古墳時代初期(4世紀後半頃〜5世紀初頭)に造られた前方後円墳が垂仁陵古墳(宝来山古墳)。第10代崇神(すじん)天皇の皇子で、宮内庁から神武天皇から数えて11代目の垂仁(すいにん)天皇の御陵とされていま…
大阪府岬町の淡輪(たんなわ)にある西陵古墳(さいりょうこふん)は、全長210mの巨大な前方後円墳。大きさだけでいえば、近くにある宇度墓古墳より大きく、全国ランキングの26位。周囲には堀が巡っていますが、その南側が畑と地続…
大阪府の南端にある岬町、南海本線の淡輪(たんのわ)駅前には巨大な前方後円墳があり、これが、宇度墓古墳(淡輪ニサンザイ古墳)。宇度墓古墳は、垂仁天皇第2皇子・五十瓊敷入彦命(いにしきりひこのみこと)の陵墓とされ、宮内庁の「…
平成13年11月7日、高島市の東南、日吉神社背後の明神崎の山腹で行なわれていた打下浄水場配水施設工事現場から人骨(頭蓋骨)が出土したことから発掘調査が行なわれ、箱形石棺、鉄刀一振りと鉄剣一口が発見され、ここが古墳であるこ…
前橋市にある墳長129mという巨大な前方後円墳が前橋天神山古墳。4世紀前半に堆積したとされる浅間山噴火の軽石層を墳丘築造の基盤としているところから、4世紀後半の築造と推測されています。東日本でも最古の部類の前方後円墳です…
遠見山古墳(前方後円墳/全長66m)、王山古墳(前方後円墳/全長72m)、愛宕山古墳(方墳/辺長55m)、宝塔山古墳(方墳/辺長60m/国史跡)、蛇穴山古墳(方墳/辺長39m/国史跡)とともに、総社古墳群を構成する全長9…
赤城南麓の中心、前橋市の城南地区は、古墳の多い群馬県でもとくに古代遺跡の多い地区。前二子古墳(墳長94m・全長148m)、中二子古墳(墳長111m・全長170m)、後二子古墳(墳長85m・全長106m)、小二子古墳(墳長…
東京都世田谷区野毛1丁目、玉川野毛町公園内ににあるのが野毛大塚古墳。上野毛から尾山台にかけて広がる野毛古墳群(荏原台古墳群)を代表する古墳で、円丘に小さな方形の張り出しをつけた帆立貝を思わせるかたちの帆立貝形古墳です。墳…
藤ノ木古墳は、奈良県斑鳩町にある6世紀後半の築造と推定される直径48m、高さ9mほどの円墳で被葬者は不明。石室内からは鳳凰、象、鬼面などの透彫を施した見事な金銅製の馬具が出土し、石室に収められた家形石棺内からは金銅製の冠…
佐賀県唐津市のJR唐津線山本駅から松浦川を渡った場所にある久里双水古墳(くりそうずいこふん)。古墳というより2つの小山といった感じで、その巨大さに驚くほど。唐津市の久里と双水の境にあり、周囲は久里双水古墳公園として整備さ…
ひたちなか市にある7世紀前半に築造された全長56.5mの前方後円墳が虎塚古墳(とらづかこふん)。昭和48年に明治大学・大塚初重(おおつかはつしげ)教授による発掘調査が行なわれ、横穴式石室内部に赤色のベンガラ(第二酸化鉄)…
名古屋市の熱田神宮公園内にある断夫山古墳(だんぷさんこふん)は、墳丘長151m、前方部の幅116mで愛知県最大の前方後円墳。6世紀初頭の築造で、尾張連草香(おわりのむらじくさか)の墓と推測されています。この墳墓を日本武尊…