明石城・巽櫓
兵庫県明石市明石公園、明石藩の藩庁だった明石城に現存する藩政時代の櫓のひとつが、巽櫓(たつみやぐら)。本丸東南端に、巽の方角に築かれた櫓というのが名の由来です。巽櫓、代用天守の坤櫓(ひつじさるやぐら)は日本に12基しか現…
兵庫県明石市明石公園、明石藩の藩庁だった明石城に現存する藩政時代の櫓のひとつが、巽櫓(たつみやぐら)。本丸東南端に、巽の方角に築かれた櫓というのが名の由来です。巽櫓、代用天守の坤櫓(ひつじさるやぐら)は日本に12基しか現…
兵庫県明石市明石公園、明石藩の藩庁だった明石城に現存する藩政時代の櫓のひとつが、坤櫓(ひつじさるやぐら)。明石城の本丸には天守を構えず、本丸御殿があっただけで、代用天守的な性格を有した三重櫓が、本丸未申の角(南西端)に築…
愛知県半田市中村町1丁目、ミツカンミュージアムの北側にある豪商の建物群が、小栗家住宅(おぐりけじゅうたく)。明治3年築という豪商・小栗家の店舗兼住宅(旧萬三商店事務所)など明治時代前期、大正時代築の12棟が国の重要文化財…
愛知県岡崎市伝馬通1丁目、岡崎公園(岡崎城跡)の東、旧東海道(岡崎二十七曲がり)・総門通り沿いに建つレトロな洋館が、岡崎信用金庫資料館。大正6年、岡崎銀行本店として建てられたルネサンス様式の建物で、レンガと御影石を使った…
愛知県豊田市平戸橋町(豊田市民芸館)、明治時代に名古屋で開催された博覧会の貴賓館として建造された洋館と伝わるのが、旧井上家住宅西洋館。井上家(井上徳三郎)は名古屋の両替商で、蓄えた財で西加茂郡猿投村(現・豊田市井上町)に…
愛知県岡崎市、東公園の西端にあるのが、旧本多忠次邸。旧岡崎藩主・本多家(本多忠勝系)の末裔にあたる本多忠次が、昭和7年、東京・世田谷に建てた邸宅(洋館)と壁泉(へきせん)の一部を移築復原したもの。館内には当時の家具、ステ…
大分県由布市湯布院町川西にある昭和53年まで診療所として実際に使われていた病院建築を再生した資料館が、旧日野医院。日野家は、江戸時代中期から代々続く医家。建物は、本館、病棟、離れからなり、国の重要文化財として指定され、近…
大分県別府市上田の湯町、昭和3年3月28日完成のレトロな建物が、別府市公会堂。設計は、旧別府市電報電話局(児童館)の設計も手がけた逓信省の技師・吉田鉄郎。ストックホルム市庁舎(ラグナル・エストベリ設計)がモデルという館内…
東京都町田市、町田薬師池公園の薬師池の西側にあるのが、国の重要文化財に指定される旧永井家住宅。多摩丘陵(町田市小野路町)にあった江戸時代中期築の農家ですが、多摩ニュータウンの建設に伴って町田市に寄贈され、昭和50年に公園…
香川県高松市番町4丁目にある香川県庁。平成12年に完成した現在の本館は、最高部113mという高層建築ですが、隣接する東館(旧本館、東館)は、建築家・丹下健三の設計で昭和33年に竣工した建物で、国の重要文化財に指定されてい…
兵庫県神戸市北区、呑吐ダム(どんどだむ)のダム湖、つくはら湖の湖畔に建つ古民家が、箱木家住宅(箱木千年家)。『摂津名所図会』には大同元年(806年)に建てられたと記され、千年家と呼ばれていました。現存する主屋は室町時代築…
兵庫県姫路市安富町にある室町時代末期の築と推測される民家が、国の重要文化財に指定される古井家住宅(千年家)。全国的にも古い遺構で、「千年家」と通称されています。床下には厄除けとして亀石が祀られ、その亀石が幾度かの火災の際…
兵庫県神戸市中央区の相楽園(そうらくえん)内にある明治40年代築の廐(うまや)の遺構が、旧小寺家厩舎。小寺泰次郎(こでらたいじろう)邸内の厩舎として建設されたもので、1階が煉瓦造、2階がハーフティンバーの木骨煉瓦造で、国…
愛知県名古屋市熱田区神戸町にある江戸時代末期築の建物が、丹羽家住宅(にわけじゅうたく)。七里の渡し(宮の渡し)の船着場に面して建っていた旅籠屋「伊勢久」の遺構で、名古屋市有形文化財に指定。昭和初期まで旅館「伊勢久」を営み…
愛知県犬山市、博物館明治村の1丁目8番地、森鷗外・夏目漱石住宅近くにあるのが、西郷従道邸(さいごうつぐみちてい)。西郷隆盛の弟、西郷従道が明治13年、青葉台(現・東京都目黒区)に建てた別邸の洋館を、昭和39年に明治村に移…
石川県七尾市中島町、口能登地方では最も古い形式の住宅で、国の重要文化財に指定されるのが、座主家住宅(ざすけじゅうたく)。もともと近くにある藤津比古神社 ( ふじつひこじんじゃ )を鎮守とする妙成寺の座主房を称し…
石川県羽咋郡宝達志水町にあるのが、加賀藩十村役岡部家。加賀藩十村役(とむらやく)を務めた名家で、現存する建物は、元文元年(1732年)築の入母屋造り、茅葺き屋根で、石川県の有形文化財に指定。外塀には五福神の鬼瓦を配し、往…
新潟県西蒲原郡弥彦村、弥彦山の麓に建つ古民家が、旧武石家住宅。弥彦村指定文化財の旧武石家住宅の主屋は、18世紀初頭の築と推測される民家。付随する味噌蔵と薪小屋は国の登録有形文化財に指定されています。