姫路市立美術館
姫路城の東、姫路城の中曲輪(なかくるわ)に位置するのが姫路市立美術館。明治38年築の赤レンガ2階建ての見事な建物は、旧陸軍第10師団の兵器庫、被服庫を再生したもの。前庭には彫刻を配し、野外彫刻美術館のようになっています。…
姫路城の東、姫路城の中曲輪(なかくるわ)に位置するのが姫路市立美術館。明治38年築の赤レンガ2階建ての見事な建物は、旧陸軍第10師団の兵器庫、被服庫を再生したもの。前庭には彫刻を配し、野外彫刻美術館のようになっています。…
日清戦争後に大日本帝国陸軍が、国土防衛強化のため全国に増強した6師団のひとつが金沢に司令部が置かれた第九師団。瀟洒な洋館は、明治31年に金沢城二の丸跡に、旧陸軍第九師団司令部庁舎として建築された木造2階建ての洋館。昭和4…
石川県庁舎石引分室は、国の登録有形文化財に指定された2棟の洋館からなっています。左手の建物が明治31年築の旧陸軍偕行社(旧陸軍の将校クラブ)。異なる勾配の屋根とバロック風の外観が、印象的な洋館で、設計したのは陸軍経理部。…
石川県の歴史と文化を紹介するミュージアムが石川県立歴史博物館。3棟の赤レンガ造りの建物は旧陸軍の兵器庫だったもので第1棟は大正3年6月、第2棟は大正2年8月、第3棟は明治42年8月に竣工。いずれも国の重要文化財。長さ90…
国指定の名勝、種差海岸の一角にある葦毛崎展望台(あしげざきてんぼうだい)。周辺は原生花園で、初夏から夏にかけてハマナス、ニッコウキスゲ、ハマヒルガオなどが咲き乱れます。要塞のような雰囲気の展望台ですが、実際に幕末には異国…
昭和17年築のレンガ造りの建物は戦前は大湊海軍通信隊根室分遣所だったもの。第二次世界大戦後は花咲港小学校として利用されてきましたが小学校の新築に伴って平成2年に根室市郷土資料保存センター、平成16年に根室市歴史と自然の資…
宗谷岬突端の高台に設けられた軍事史跡。明治8年の樺太・千島交換条約(樺太での日本の権益を放棄、得撫島以北の千島18島をロシアが日本に譲渡)で、宗谷海峡は国境となり防備の必要に迫られます。当時、最強と謳われたロシアのバルチ…
千葉県館山市にある館山海軍航空隊の地下壕。総延長約1.6kmの地下壕(トンネル)で、太平洋戦争末期の昭和19年頃から建設が始まったと推定されています(建設年代は太平洋戦争開戦以前とする説もあり定かでありません)。受付は、…
太平洋戦争の敗色が濃厚となり、アメリカ軍の房総半島上陸の可能性が囁かれた戦争末期、館山市に海軍は秘密基地を構築します。 秘密基地ゆえに、いつ頃掘られたのかも不明確な地下壕ですが、謎を秘めながらその一部が公開されています。
県立観音崎公園として豊かな自然が残る観音崎一帯。 実は、豊かな自然が残るのは戦前は一般の立入が禁じられた要塞地帯だったから。 海岸部にも不思議な構築物があります。その筆頭が、水中聴測所。
昭和20年8月の終戦まで旧軍の要衝地帯として幕末からの長きにわたり、一般の立ち入りが厳しく制限されてきた観音崎。 実は、それゆえに、知られざる不思議なスポットが数多く残されています。
本土決戦最後の切札として、海軍が全力を挙げて開発したロケット特攻機「桜花」四三乙型。 その秘密発射基地が造られたのが現在の南房総市下滝田。 ここに下滝田基地があったのです(TOPの画像は5式噴進射出装置=射出用カタパルト…
海中に海底神社も鎮座する千葉県館山市波左間(はさま)。 夏は海水浴でも賑わう羽佐間地区ですが、その集落前、漁港近くの海岸に海に突き出したコンクリート製の構造物が。 かなり歴史を感じさせるこの構造物こそ、水上特攻艇(特殊潜…
当初は清国北洋水師、次にロシア太平洋艦隊の来攻を想定して東京湾の入口、富津岬の基部に築かれた東京湾要塞のひとつが富津元洲堡塁砲台。東京湾要塞の一部として大正時代まで機能しました。現在は県立富津公園の一部で、要塞の中央部に…