清水山城
長崎県対馬市厳原町、近世の城・金石城(最初に対馬藩藩庁が置かれた城)の背後にそびえる清水山(210m)の山上に、豊臣秀吉の命で文禄・慶長の役の兵站基地として築かれた城が、清水山城(しみずやまじょう)。壱岐島の勝本城ととも…
長崎県対馬市厳原町、近世の城・金石城(最初に対馬藩藩庁が置かれた城)の背後にそびえる清水山(210m)の山上に、豊臣秀吉の命で文禄・慶長の役の兵站基地として築かれた城が、清水山城(しみずやまじょう)。壱岐島の勝本城ととも…
高知県高岡郡四万十町下津井、梼原川と支流の払川の合流点、払川に架かる鉄筋コンクリート造り三連アーチ橋が、佐川橋(下津井めがね橋)。林業が盛んだった昭和14年、佐川山国有林で切り出した木材を大正町田野々(現・四万十町大正)…
沖縄県八重山郡竹富町、波照間島(はてるまじま)の玄関港・波照間港(波照間漁港)の東にある城(ぐすく)が、下田原城(しもたばるじょう)。第二次世界大戦の戦禍を受けていないため、1429年に琉球王国統一の歴史を示す貴重な遺跡…
沖縄県うるま市安慶名、1453年、安慶名大川按司(あげなおおかわあじ)の改築城と伝承される城(グスク)で国の史跡となるのが、安慶名城(あげなぐすく)。城の北側を流れる天願川が別名大川と呼ばれることから、大川城(おおかわぐ…
山口県萩市の沖合44.3kmに浮かぶ見島の南東部に位置する大規模な古墳群が、見島ジーコンボ古墳群。海岸に沿って長さ300m、幅50m〜100mの範囲に積石塚(つみいしづか)スタイルで200基の古墳が残され(7世紀後半〜1…
静岡県静岡市清水区由比寺尾、東海道、薩埵峠(さったとうげ)の由比宿側の登り口、寺尾集落にあるのが、東海道名主の館小池邸(とうかいどうなぬしのやかたこいけてい)。由比地区で長年名主を務めた小池家の現存する主屋は、明治時代の…
石川県輪島市門前町黒島町、北前船の寄港地として栄え、北前船の船主や船員の集落として栄えた一帯は、輪島市黒島地区伝統的建造物群保存地区にも選定されています。そのビジターセンター的役割を担う施設が、輪島市黒島天領北前船資料館…
石川県輪島市門前町、北前船の寄港で栄えた黒島地区。北前船の船主や船員の集落として栄えた輪島市黒島地区伝統的建造物群保存地区の北寄りにあり、現存する黒島の代表的な廻船問屋の遺構が、旧角海家住宅(きゅうかどみけじゅうたく)。…
石川県七尾市中島町、口能登地方では最も古い形式の住宅で、国の重要文化財に指定されるのが、座主家住宅(ざすけじゅうたく)。もともと近くにある藤津比古神社 ( ふじつひこじんじゃ )を鎮守とする妙成寺の座主房を称し…
石川県羽咋郡宝達志水町にあるのが、加賀藩十村役岡部家。加賀藩十村役(とむらやく)を務めた名家で、現存する建物は、元文元年(1732年)築の入母屋造り、茅葺き屋根で、石川県の有形文化財に指定。外塀には五福神の鬼瓦を配し、往…
静岡県浜松市西区舞阪町にある旧東海道の松並木が、舞阪宿松並木(まいさかじゅくまつなみき)。戦国時代には今川氏の手ですでに伝馬が行なわれていたという舞阪。江戸時代に整備された宿場、舞阪宿の東側(江戸寄り)には700mにわた…
静岡県浜松市中区の佐鳴湖近くにある縄文時代後期から晩期(3000年~4000年前)頃の集落遺跡で国の史跡に指定されるのが、蜆塚遺跡(しじみづかいせき)。貝塚から蜆(ヤマトシジミ)が多く出土したことがその名の由来となってい…
新潟県西蒲原郡弥彦村、弥彦山の麓に建つ古民家が、旧武石家住宅。弥彦村指定文化財の旧武石家住宅の主屋は、18世紀初頭の築と推測される民家。付随する味噌蔵と薪小屋は国の登録有形文化財に指定されています。
愛知県豊橋市二川町、東海道五十三次のひとつ、二川宿(ふたがわしゅく)の中心、現存する本陣を資料館にした二川宿本陣資料館近くにあるのが、旅籠屋「清明屋」(はたごやせいめいや)。「清明屋」は、江戸時代後期から明治時代まで二川…
愛知県豊橋市二川町・大岩町、東海道五十三次の33番目の宿場が、二川宿(ふたがわしゅく)。遠州(静岡県西部)との国境近く、三河国(愛知県東部)最東端の宿場で、日本橋から西に72里3町(283km)に位置し、遠州側が白須賀宿…
東京都墨田区横網2丁目、横網町公園内にある関東大震災の慰霊施設が、東京都慰霊堂。関東大震災時に、火災旋風発生し多くの犠牲者を生んだ大日本帝国陸軍の軍服を製造した被服廠(ひふくしょう)の跡だった地で、納骨、慰霊、展示機能を…
東京都港区三田2丁目、慶應義塾大学三田キャンパス内にあるのが、慶應義塾図書館(旧館)。創立50周年記念として明治45年5月18日に完成した慶應義塾図書館は、赤レンガを主体とした重厚壮麗なイギリス風ゴジック建築で、慶應義塾…
東京都新宿区戸塚町の早稲田大学早稲田キャンパスにあるチューダー・ゴシック様式の講堂が、早稲田大学大隈記念講堂。大隈講堂とも通称される講堂で、その近くの大隈重信像(おおくましげのぶぞう)と並び、早稲田大学のシンボル的な存在…