余の滝
大分市宇佐市院内町原口にある滝、余の滝(あまりのたき)。院内余温泉から東南に1kmほどの駅館川(やっかんがわ)上流の余川に懸かり、落差は48m。水量は少なく、岩盤にぶつかって幾筋かに分かれるさまから「末広の滝」との別名が…
大分市宇佐市院内町原口にある滝、余の滝(あまりのたき)。院内余温泉から東南に1kmほどの駅館川(やっかんがわ)上流の余川に懸かり、落差は48m。水量は少なく、岩盤にぶつかって幾筋かに分かれるさまから「末広の滝」との別名が…
大分県中津市を流れる山国川。青の洞門などのある耶馬渓中心部からさらに上流にある景勝地が、吊橋の架る猿飛千壺峡。千壺は、岩に空いた甌穴(おうけつ)と呼ばれる凹部のこと。「耶馬渓猿飛の甌穴群」は、国の天然記念物。名勝、耶馬日…
茨城県常陸太田市(旧・里美村)の山中にある秘瀑が生田の大滝(おいたのおおたき)。国道349号の生田集落から生田沢(おいたさわ)に沿って上流へと進めば、小さいながらも小滝、出合の滝、中滝、見返りの渕、そしてハイライトの三筋…
茨城県古河市にある25.2haの都市公園が古河公方公園(古河総合公園)。古河公方(こがくぼう)と呼ばれた関東足利氏の館跡、復元された御所沼を中心に、大賀ハスが咲く蓮池、徳源院跡、御所沼、古民家を移築した民家園(旧飛田家住…
茨城県つくばみらい市北山にある小貝川の堰が福岡堰(ふくおかぜき)。同じ小貝川の岡堰(取手市)、豊田堰(龍ケ崎市)とともに関東三大堰のひとつで、農林水産省による疏水百選にも選定。一帯2.7haは、福岡堰さくら公園として整備…
島根県大田市静間町垂水地区にあるハマナス自生地は、日本海側のハマナスの西限地として島根県の天然記念物に指定されています。静間小学校近くの近藤ヶ浜の海浜砂丘地帯の崖下に自生するもので、竹垣に囲まれたなか、ハマナスが花や真紅…
茨城県鹿嶋市大小志崎にある国の天然記念物に指定されるのがハマナス自生南限地帯。ハマナスは、太平洋側では茨城県が南限で大正11年3月8日、当時の内務省によって日本海側の南限地の鳥取県鳥取市白兎海岸とともに国の天然記念物「ハ…
茨城県神栖市(かみすし)の波崎砂丘にある2基の風車がコスモパワーの波崎風力発電所、シーサイド道路沿いの風車の基部に波崎シーサイドパークが整備されています。旧波崎町の自然資源である鹿島灘の浜風を活用して風力発電を行なう施設…
茨城県神栖市の、太平洋岸に続く波崎砂丘に平成16年に誕生した波崎ウインドファームは、先に稼働している波崎風力発電所の北に位置する集合型風力発電所。波崎ウインドファームが運営し、1250kWの風車が鹿島灘の海岸に沿って12…
宮崎県日南市北郷町、広渡川上流の猪八重谷川(いのはえがわ)の渓谷。猪八重渓谷内には五重の滝を中心に流合の滝(はきあいのたき)、岩つぼの滝、はまぐり岩、瓶の滝(かめのたき)などの景勝が連続。日南市北郷町は「森林セラピー」の…
宮崎県都城市、「日本の滝100選」にも選ばれた名瀑、関之尾滝。その滝口(上流)側の河原にあるのが甌穴群(おうけつぐん)です。甌穴とは河川の岩の表面や川床に水流による石や砂の回転で生じる円形の穴、ポットホール(pot ho…
埼玉県秩父市、秩父湖上流を流れる荒川支流・大除沢に懸かる落差50m(3段)の巨瀑が大除沢不動滝(おおよけさわふどうたき/現地の表示は不動滝)。滝の前に巨大なトチノキが茂り、神々しささえ漂いますが、かつては修験者の滝行の地…
埼玉県秩父郡皆野町、札所34番の水潜寺近くに落ちる落差12mの滝が秩父華厳の滝(ちちぶけごんのたき)。秩父帯の硬い赤色の岩石(チャート)に懸かる美しい直瀑で、その姿が日光の華厳滝に似ているのが名の由来です。上空滝(かみそ…
宮崎県小林市東方にある奇岩が陰陽石。高さ17.5mの男石(陽石)、周囲5.5m女石(陰石)があるので夫婦岩とも呼ばれています。子宝の神、生産の神として信仰され、例年秋分の日に『陰陽石祭り』を実施。加久藤火砕流堆積物が造り…
宮崎県都城市と高原町との境界、高千穂峰(たかちほのみね)の東麓を走る国道223号沿いに位置する円形の火口湖、御池(みいけ)。高千穂峰の威容を湖面に映す御池は、標高305m、周囲4.3km、最大水深93.5m(火口湖として…
宮崎県えびの市、白鳥温泉上湯(しらとりおんせんかみゆ)背後の山中にある、白鳥温泉の源泉地帯が白鳥温泉地獄。その名の通り、現在も噴気を上げる「地獄」で、近くには天然の蒸気を利用した蒸し風呂なども用意されています。白鳥温泉上…
佐賀県嬉野市、嬉野温泉近くにある堆積岩を貫く溶岩流により生じた段差部分に懸かる落差11mの滝が轟の滝(とどろきのたき)。九州のマッターホルンと呼ばれる虚空蔵山を生んだ火山活動で流れ出た溶岩流の末端。塩田川、岩屋川内川(い…
佐賀県唐津市、福岡県との県境にそびえる背振山地(せふりさんち)の西、「九州の尾瀬」とも称されるのが樫原湿原(かしばるしつげん)。豊富な湧水で形成される湿原には、氷河期の残存植物ミツガシワをはじめ、絶滅危惧種や北方系植物が…