安房神社
古代に阿波国(あわのくに=現在の徳島県)から渡ってきた忌部氏(いんべうじ)が創建と伝わる古社で、安房国の一之宮。主祭神は忌部氏の祖神、天太玉命 (あめのふとだまのみこと)。創建時は布良浜(現在の布良崎神社)に鎮座していま…
古代に阿波国(あわのくに=現在の徳島県)から渡ってきた忌部氏(いんべうじ)が創建と伝わる古社で、安房国の一之宮。主祭神は忌部氏の祖神、天太玉命 (あめのふとだまのみこと)。創建時は布良浜(現在の布良崎神社)に鎮座していま…
房総半島西の突端、浦賀水道に突き出したのが洲崎(すのさき)の岬。そんな岬に鎮座する洲崎神社の祭神は、天比理乃咩命(あまのひりのめのみこと)。安房神社(あわじんじゃ)祭神の天太玉命(あめのふとだまのみこと=阿波から移住し安…
天富命(あめのとみのみこと)が阿波(あわ=現在の徳島県)の忌部一族(いんべいちぞく=古代朝廷における祭祀を担った氏族)を率いて南房総に上陸、安房(あわ)を開いたという伝説がありますが、天富命が上陸したと伝わる地が、館山市…
安房の国の神々を集めて祀った総社。平安時代の初め、安房国総社として国府のあった国府村(現・南房総市府中)に創建され、鎌倉時代に源氏の氏神である八幡宮に変わり現社地に遷座しています。源頼朝が安房国で再起の際には、この社に武…
千葉県館山市の那古にある奈良時代創建という古刹。『那古寺縁起』によれば、717(養老元)年に行基(ぎょうき)が創建したと伝えられる真言宗智山派の寺です。かつては源頼朝、足利氏、里見氏らの信仰を集め、源頼朝が本尊の千手観音…
富士宮市にある古社で、世界遺産富士山(「富士山-信仰の対象と芸術の源泉」)の構成資産のひとつ。「富士本宮浅間社記」には、浅間大社は山宮の地から遷座したとあり、ここが富士山信仰のルーツと考えられています(浅間大社も含め、全…
富士山麓では、もっともミステリアスなムードが漂う溶岩洞窟が人穴(ひとあな)で、浅間大菩薩(せんげんだいぼさつ)の御在所とされる富士講の聖地。まつわる伝説も多く、『吾妻鏡』には建仁3年(1203年)には、源頼朝が仁田忠常(…
大正8年、武田信玄を祭神として創建された神社で甲斐の国の総鎮守。場所は武田信虎、信玄、勝頼の武田氏3代、63年間の居城だった、躑躅ヶ崎館(つつじがさきやかた)跡。1575(天正3)年に長篠の合戦で大敗した勝頼が、館を捨て…
十和田湖町と新郷村の境にある端整な三角錐の十和利山(とわりさん/990.0m)と対をなすといわれるピラミッドピークが新郷村にある大石神ピラミッド。羽井内沢の北にそびえる472.9mの小山が大石上(大石神)。昭和10年の「…
富山県高岡市の大佛寺境内にある高岡大仏は、奈良、鎌倉と並ぶ「日本三大仏」のひとつ(岐阜大仏などを数える場合も)。1745(延享2)年、浄土宗極楽寺第15世等誉(とうよ)上人の創建で、当時は3丈2尺の木造金色の大仏でした。…
茂原市にある日蓮宗の本山が藻原寺(そうげんじ)。清澄山を追われて藻原近く、笠森の観音堂で難を逃れていた日蓮が、1276(建治2)年、藻原の豪族・斎藤兼綱の招きで邸内に堂宇を建てたのが起こりという日蓮ゆかりの名刹。常楽山妙…
松平4代の松平親忠(安祥城主)が、1488(長享2)年年頃に創建した松平徳川家の総氏神が伊賀八幡宮。徳川家康が社殿を造営。その後、3代将軍・徳川家光が社殿を拡張し東照宮(家康)を祭神に加えています。徳川家康の立身出世にあ…
松平4代の松平親忠(安祥城主)が、1475(文明7)年に創建した寺で、松平家(のちの徳川将軍家)の菩提寺。桶狭間(おけはざま)の合戦で今川義元が敗れたとき、大高城から松平元康(徳川家康)が逃げ帰ったのがこの大樹寺です。先…
正式名は覚王山日泰寺(かくおうざんにったいじ)。明治33年にシャム国皇帝(タイ国王)から贈られた仏舎利(釈迦の遺骨)と金銅の仏像を安置するため、明治37年に創建された寺。仏教各派が輪番で管理を行なう日本で唯一の超宗派の寺…
徳興山建中寺は、1651(慶安4)年に、2代尾張藩主・徳川光友(とくがわみつとも)が父である初代尾張藩主・徳川義直(とくがわよしなお)の菩提を弔うために開山した尾張徳川家の菩提寺(浄土宗)。
音無神社は、伊東市街の中央を流れる音無川(松川)の東岸に鎮座する古社。音無の森と呼ばれる鎮守の森に囲まれた厳かな神社ですが、毎年11月10日に「天下の奇祭」といわれる『尻つみ祭り』が斎行されます。またこの音無の森は『曽我…
平安時代(927年)編纂の『延喜式神名帳』に「遠江国六十二座、敷智郡六座の一座」との記載がある浜名湖屈指の古社。祭神は蚶貝比賣命(きさがいひめのみこと)、蛤貝比賣命(うむぎひめのみこと)と全国的にも珍しい浜名湖らしい貝の…
名古屋市中区大須3丁目、万松寺(ばんしょうじ)は、1540(天文9)年に、織田信長の父、織田信秀により織田家の菩提寺として開基された古刹。曹洞宗(禅宗)・大本山總持寺の末寺で十一面観音菩薩が本尊。正式の寺号は亀嶽林山萬松…