針ノ木峠
長野県(大町市)と富山県(中新川郡立山町)の県境の峠が針ノ木峠。、北アルプス・後立山連峰(うしろたてやまれんぽう)、針ノ木岳と蓮華岳の鞍部に位置し、標高は2536m。信濃国と越中国を結ぶ要衝に位置し、明治13年には日本初…
長野県(大町市)と富山県(中新川郡立山町)の県境の峠が針ノ木峠。、北アルプス・後立山連峰(うしろたてやまれんぽう)、針ノ木岳と蓮華岳の鞍部に位置し、標高は2536m。信濃国と越中国を結ぶ要衝に位置し、明治13年には日本初…
長野県(下伊那郡大鹿村)と静岡県(静岡市葵区)の県境、南アルプス山中に位置する峠が三伏峠(さんぷくとうげ)。標高2580m、日本最高所の峠ともいわれ、北の塩見岳、南の荒川岳、赤石岳への登山拠点として、三伏峠の長野県側に三…
山の産物、海の産物を持ち寄り、神社の祭礼日などで物々交換したのが朝市の始まり。当初は六斎市などの定期市だったものが、通年行なわれるようになり、出店数も多いのが、勝浦朝市(千葉県)、輪島朝市(石川県)、そして高山朝市(陣屋…
東海道の薩埵峠(さったとうげ/静岡市清水区)、鎌倉街道・甲斐御坂越の御坂峠(みさかとうげ/山梨県富士五湖町・笛吹市)、そして箱根越えの古道・乙女峠(おとめとうげ/静岡県御殿場市・神奈川県箱根町)という3ヶ所の古道・旧街道…
静岡県(御殿場市)と神奈川県(箱根町)の県境にそびえる箱根外輪山途中、丸岳(1156m)と金時山(1212.4m)の間に位置する標高1005mの峠が乙女峠。峠の下を抜ける国道138号・乙女トンネルの御殿場側出口にある人気…
薬師如来は、東方瑠璃光世界の教主で、人間の病苦をいやし、苦悩を除くというありがたい現世利益で信仰されています。日本三大薬師に数えられるのは(諸説ありますが)、神奈川県伊勢原市の日向薬師(宝城坊)、愛知県新城市の峯薬師(鳳…
神奈川県伊勢原市の山中にある高野山真言宗の寺、日向薬師(宝城坊)。本尊は薬師瑠璃光如来(平安中期の作、国の重要文化財)で、中世から薬師霊場の日向薬師として親しまれ、愛知県の鳳来寺(峯薬師)、高知県の豊楽寺(柴折薬師)など…
日本三大灯籠といわれる巨大な灯籠は、すべて佐久間灯籠(さくまどうろう)と呼ばれるもので、佐久間勝之(さくまかつゆき)が、大坂夏の陣の鎮魂を込めて南禅寺(京都)に、自身の難破を祈願した故郷の熱田神宮(名古屋)に、そして東照…
東京都台東区上野恩賜公園内にある、東照大権現(徳川家康)を祀る神社が上野東照宮。徳川御三家など諸大名から奉納された48基の銅灯籠(国の重要文化財)が、有名ですが、佐久間勝之(さくまかつゆき)が奉納の巨大な灯籠は、お化け灯…
泥土をつき固めて作った築地塀など、寺社の周囲を取り囲む土塀は、寄進されたものが多く、日本を代表する3ヶ所の土塀が日本三大土塀と呼ばれています。それが、熱田神宮(愛知県名古屋市)の信長塀、三十三間堂(京都市)の太閤塀、そし…
愛知県名古屋市熱田区の熱田神宮の境内にある大灯籠が佐久間灯籠。寛永7年(1630年)、佐久間勝之は海難にあい、熱田神宮に祈ったところその加護によって救われたことに感謝して寄進したものと伝えられ、同じ佐久間勝之(さくまかつ…
京都府京都市左京区にある臨済宗南禅寺派大本山、南禅寺。京都三大門(南禅寺、知恩院、東本願寺または仁和寺)に数えられる有名な三門の前に配されるのが佐久間灯籠です。寛永5年(1628年)の三門落慶の際に、佐久間勝之が寄進した…
江戸時代から関東を中心に、各地に農業用水が開削されるようになりましたが、日本三大農業用水に数えられるのは、埼玉県と東京都を流れる見沼代用水、同様に埼玉県・東京都の葛西用水路、そして愛知県の明治用水です。3つの用水とも今も…
京都府京都市東山区にある三十三間堂で知られる蓮華王院。豊臣秀吉(太閤)によって寄進された築地塀は、太閤塀と通称され(実は秀頼の寄進ですが)、国の重要文化財に指定されています。方広寺大仏殿が創建される際、蓮華王院を隔てるた…
兵庫県西宮市にある全国3500社のえびす神社の総本社とされるのが、西宮神社。「西宮のえべっさん」の表大門(赤門)は、桃山建築の遺構で、その両脇に全長247mにわたって続く大練塀(土塀)とともに国の重要文化財に指定されてい…
アヤメ科アヤメ属の植物、カキツバタ。日本列島各地の湿原や池沼に自生する植物ですが、開発などで群生地は希少に。小堤西池のカキツバタ群落(愛知県刈谷市)、大田ノ沢のかきつばた群落(京都市北区、大田神社)、唐川のカキツバタ群落…
京都市北区上賀茂本山に鎮座する平安時代編纂の『延喜式神名帳』記載の式内社が大田神社(おおたじんじゃ)。上賀茂神社(賀茂別雷神社)の東500mにあり、現在は上賀茂神社の境外摂社のひとつですが、参道脇のカキツバタ群落は、「大…
鳥取県岩美郡岩美町唐川にある低層湿原が唐川湿原。標高370m〜400m内外の東西230m、南北800mに広がり、大沢池や流れる小川に沿って低層湿原が発達しています。100種類の湿原植物が自生していますが、下流側の0.6h…