姫路城・ほの門
姫路城の登城ルートで天守群を目前にする最後の門が「ほの門」。石垣上の土塀の下の一部を切り取って門にした埋門(うずみもん)で、往時の門が現存し、「イの渡櫓南方土塀」の付属として国の重要文化財に指定されています。本丸北側の腰…
姫路城の登城ルートで天守群を目前にする最後の門が「ほの門」。石垣上の土塀の下の一部を切り取って門にした埋門(うずみもん)で、往時の門が現存し、「イの渡櫓南方土塀」の付属として国の重要文化財に指定されています。本丸北側の腰…
菱の門から始まった二の丸の最奥の位置にあるのが乾曲輪(いぬいくるわ)です。堅固な門の「はの門」をくぐると、さらに隅櫓式櫓門の「にの門」が待ち構えています。江戸時代初期の慶長年間築の門が残され、国の重要文化財に指定されてい…
姫路城の登城ルートで、高麗門の「ろの門」をくぐると、国の重要文化財に指定の櫓門「はの門」へと続く長い坂道となります。「はの門」は坂の上にあり、坂の下から見あげると、正面に天守閣が見え、敵に天守閣がすぐそこだと錯覚するよう…
菱の門、「いの門」を突破すると、その先にあるのが「いの門」と同様の高麗門である「ろの門」。江戸時代初め、慶長年間築の脇戸付高麗門がそのままに現存し、国の重要文化財に指定されています。美しい高麗門連続で防備が甘いかといえば…
姫路城の城攻めの際に、菱の門を突破した敵軍は、三国堀の脇をまっすぐ進めば「いの門」で、正規の登城ルートとなりますが、右手にとれば一見行き止まりな感じがしますが、実は石垣の陰に隠れて門が配されています。これが「るの門」です…
菱の門をくぐった正面に位置する門が姫路城「いろは門」(現存するのは13門)の最初となる「いの門」です。慶長年間に築かれた脇戸付きの高麗門(こうらいもん)が現存し、国の重要文化財に指定されています。
姫路城の菱の門を入ったところにある四角い堀が三国堀(さんごくぼり)。ここで登城道は左手へ「いの門」へと続く二の丸本道と、右手の「るの門」へと導く間道の二手に分かれますが、その要所をおさえる重要な位置に築かれた堀です。水確…
姫路公園に入り大手門をくぐると三の丸広場。広場を抜け、登城券売場で入城券を買い、最初に目にするのが二の丸の入口を固める菱の門となります。城内にある21門のうちで最大の門で、柱や扉はケヤキ材を使っていますが、両柱の上の冠木…
長崎市(稲佐山)、函館市(函館山)と並ぶ三大夜景スポットのひとつが神戸市の摩耶山(まやさん)。六甲山の一角を占める摩耶山は標高702mの山。山頂は原生林に覆われていますがその直下にある掬星台(きくせいだい)は、大阪湾沿岸…
湊川の合戦で足利軍と戦い命を落とした楠木正成(くすのきまさしげ)を祭神に明治5年に創建された神社。湊川の合戦は、1336(建武3)年、九州から東上した足利尊氏の軍を兵庫・湊川で新田義貞・楠木正成らが迎えうった戦い。境内に…
北野天満神社は、北野異人館の風見鶏の館を見下ろす高台に位置し、学問の神様・菅原道真を祀る神社。1180(治承4)年に、平清盛が大輪田泊(現在の兵庫港・神戸港西部)を眺める高台に都・福原京を築く、福原遷都に際して、鬼門鎮護…
横浜中華街、長崎新地中華街とともに「日本三大中華街」に数えられるのが神戸の南京町。東の「長安門」、西の「西安門」、南の「海栄門」(南楼門)を入口とする東西約200m、南北110mあまりの商店街で、中華料理店や中華食材店、…
神戸港開港と同時に誕生した歴史あるチャイナタウンが南京町。昭和57年にメリケンロード側に最初の楼門(牌楼/ぱいろう)として南楼門が、さらに昭和60年には長安門(東楼門)が建設され、往時のにぎわいを取り戻しつつあります。東…
日光の華厳の滝、紀州の那智の滝とともに「三大神滝」と呼ばれる滝が布引の滝。山陽新幹線新神戸駅の北100mにある布引渓流(名水百選)に懸かる、新幹線駅至近の炊きながら「日本の滝100選」にも選定されています。新神戸駅からな…
津軽藩2代藩主・津軽信牧(つがるのぶひら)の治世、松前城の築城に伴って1612(慶長17)年、鼻和郡八幡村(旧岩木地区)の八幡社(大浦城の鬼門鎮護として機能していました)を、弘前城の鬼門(東北)の鎮護としたのが始まり。以…
さざえ堂、実際に内部に入ると誰もが「メビウスの輪」を連想します。テープの端をひねって片方の端につなぐと、あらら不思議にも・・・というあれです。実際にドイツの数学者アウグスト・フェルディナント・メビウスが「メビウスの輪」を…
茨城県取手市にある臨済宗妙心寺派の寺。931(承平元)年、平将門(たいらのまさかど)が勅願所として創建したと伝わる古刹。境内にある三世堂は、現存する江戸時代の貴重なさざえ堂です。二重らせん構造の階段で、坂東、秩父、西国の…
弘前城の南西に位置する寺町、曹洞宗33ヶ寺が連なる禅林街の中心となる名刹。周辺には33もの寺院が建ち並び実に壮観。曹洞宗33ヶ寺をここに集めたのはいざというときには防御の役割も担わせるため。そのうちのひとつ長勝寺は津軽家…