谷川岳
新潟県と群馬県を分ける三国山脈(日本海と太平洋を隔てる中央脊梁山脈)の主峰、谷川岳。標高1963.mのトマノ耳とその北側の標高1977.7mのオキノ耳からなる双耳峰。トマノ耳には薬師岳、オキノ耳には谷川富士という別称があ…
新潟県と群馬県を分ける三国山脈(日本海と太平洋を隔てる中央脊梁山脈)の主峰、谷川岳。標高1963.mのトマノ耳とその北側の標高1977.7mのオキノ耳からなる双耳峰。トマノ耳には薬師岳、オキノ耳には谷川富士という別称があ…
日本のマッターホルンともいわれる北アルプスのシンボル的な存在、槍ヶ岳(やりがたけ)。標高3180mで、日本第5位の高峰。長野県松本市、大町市、岐阜県高山市の境にそびえ、燕岳(つばくろだけ)と結ぶコースが、北アルプス初心者…
北アルプス、穂高連峰の主峰が奥穂高岳。標高は3190mで、日本第3位の高峰。長野県松本市と岐阜県高山市の県境に位置し、両県の最高峰にもなっています。北に涸沢岳、北穂高岳、南西に西穂高岳、南東に吊尾根で結ばれた前穂高岳がそびえ、西側に涸沢カール、南に岳沢カールがあるアルピニスト憧れの秀峰になっています。
福島県と栃木県をまたいで南北に連なる那須岳の主峰が茶臼岳(ちゃうすだけ/1915m)。那須岳は茶臼岳と、その北にそびえる三本槍岳(1916.9m)、朝日岳(1896m)の三峰の総称ですが、那須岳という言葉を単に茶臼岳だけ…
栃木県鹿沼市、前日光県立自然公園内に指定され、標高1300mに位置する横根高原には、別名「小尾瀬」とも呼ばれる井戸湿原があり、400種類以上の植物や高山植物が自生。例年5月下旬頃はレンゲツツジの群生が朱色に辺りを染めます…
富士山、北岳に次ぎ日本第3位の高峰が、南アルプスの間ノ岳(あいのだけ)で標高3190m(奥穂高岳も同じ標高で第3位)。山梨県南アルプス市、早川町、そして静岡県静岡市の3市町村の境界で、静岡県の最北端にもなっています。北の北岳、南の農鳥岳(のうとりだけ)と合わせて、白峰三山(白根三山)と呼ばれています。
標高3193m、富士山に次ぐ日本第二の高峰が、南アルプスの北岳(山梨県南アルプス市)。北岳から南に続く間ノ岳(あいのだけ/3189.5m)、農鳥岳(のうとりだけ/3025.9m)と白峰三山(しらねさんざん)を形成、南アルプスの人気の縦走路となっています。
宇土半島(熊本県宇城市)の先端、三角ノ瀬戸に臨む標高405.7mのピークが三角岳(みすみだけ)。世界文化遺産「明治日本の産業革命遺産」に登録の三角西港の背後にそびえ、登山道は南の三角東港側から尾根沿いに山頂へとのびていま…
薩摩半島の南端にそびえる開聞岳(かいもんだけ/924m)は10万年前に形成された阿多カルデラ(鹿児島湾南端の湾口部を構成するカルデラ)内では最も新しい火山。4000年ほど前に誕生した火山です。円錐形で、どこから眺めても秀…
三重県紀北町と尾鷲市を結ぶ国道42号は天狗倉山(馬越峠/まごせとうげ)をトンネルで通過していますが、馬越峠周辺には17世紀前半に紀州藩の行なった街道整備事業で敷かれたと推定される熊野古道伊勢路の石畳が残されています。これ…
池田市の中央にある標高314.9mの五月山を中心に整備された公園が五月山公園(さつきやまこうえん)。昭和24年から自然公園として整備され、桜、ツツジ、紅葉の名所で、園内にはハイキングコースや「池田市五月山動物園」、「都市…
「近江富士」の名で知られる三上山は、琵琶湖の東岸、野洲市にある標高は432mの独立峰。西麓の御上神社の御神体で、山頂には奥宮が鎮座しています。俵藤太(たわらのとうだ=藤原秀郷・ふじわらのひでさと)の大むかで退治伝説が残さ…
奥秩父山系、国師ヶ岳(標高2591.9m)の西肩に位置する、大弛峠(おおだるみとうげ)近くにある、花崗岩でできた自然の庭園。大弛峠は、山梨県と長野県の県境を結ぶ峰越林道の途中にあり、無雪期の6月〜11月には、峠まで車で入…
奥秩父の高峰で、標高2591.9m。大弛峠まで車で入ることができるため、1時間弱の登山で到達できる奥秩父ではもっとも手軽に登山できる山が国師ヶ岳。山頂の南側には北奥千丈岳(2601m)があり、ここが奥秩父の最高点(国師ヶ…
暑寒別岳(しょかんべつだけ/1491.6m)の東山腹(北海道雨竜町)、標高850mに広がる、東西4km、南北2kmの大湿原が雨竜沼湿原です。北海道には数多くの湿原がありますが、高層湿原という点では、雨竜沼湿原がその代表で…
妙高山とともに深田久弥の『日本百名山』にも選定される高山植物の宝庫として、日本最北の雷鳥生息地として知られる火打山(2461.8m)。その山頂まで徒歩1時間15分という、標高2110mの位置にある池塘を有する湿原が天狗の…
妙高連峰(頸城山塊/くびきさんかい)の最高峰で、日本最北の雷鳥生息地にもなっている火打山(2461.7m)から南西に派生する尾根上の台地にある池が高谷池(こうやいけ)。一帯は湿原と化し、高谷池湿原と呼ばれています。湿原地…
中部山岳地帯の中央に位置する霧ヶ峰は、東西6km、南北8kmのアスピーデ式火山の溶岩台地。台地上は眺望抜群の草原になっており、夏ともなれば、一帯はまさに百花繚乱のお花畑が広がります。その霧ヶ峰の最高峰、車山(くるまやま)…