紅葉台展望台

紅葉台展望台

山梨県南都留郡鳴沢村、富士五湖のひとつ、西湖の南側に連なる標高1164.6m、足和田山系のピークにある富士山を眺望する絶景のビューポイントが紅葉台展望台。西湖、本栖湖(もとすこ)の2湖を眺めることから、別名「二湖台」とも呼ばれています。紅葉展望台レストハウスの屋上が展望台なので、レストハウスの利用が原則。

青木ヶ原越しに富士山を眺望

紅葉台レストハウスあたり(二湖台)からの青木ヶ原の紅葉の美しさが名の由来といわれていますが、足和田山一帯の紅葉を展望するからという説もあり定かでありません。
とくに精進口登山道一帯のカラマツ林が、黄金色に輝くさまは、まさに絶景。
ここから富士山を眺めると、前面に青木ヶ原が広がり、人工物が少ないというのも絵になるゆえん。

ここから徒歩15分ほどで西湖、本栖湖、精進湖(しょうじこ)を眺望する三湖台(標高1202.5m)です。
さらに三湖台から1時間ほど尾根沿いに歩くと、丸太作りの展望台がある足和田山(五湖台/1354.9m)に到達します。
紅葉台から三湖台、五湖台へ尾根沿いに歩くコースは東海自然歩道「河口湖付近コース」の一部。
紅葉台入口〜紅葉台〜三湖台〜足和田山〜大田和バス停〜富士北口浅間神社は徒歩6時間ほど。

ちなみに、レストハウス(民間経営)が休業のときは展望台には上がれないので注意が必要(紅葉台レストハウスの駐車場に車を入れる場合には、レストハウスの利用が必要)。

紅葉台展望台
紅葉台展望台への道はかなり悪路なので車の走行は注意が必要

青木ヶ原を生み出した長尾山の溶岩流

平安時代初期の貞観6年(864年)〜貞観8年(866年)にかけて発生した、富士山の大規模な噴火活動が、貞観大噴火(じょうがんだいふんか)。
山頂北西で発生した割れ目噴火で、北麓にあった広大な湖・剗の海(せのうみ)の大半を埋没させ、溶岩流(長尾山溶岩流)の上に青木ヶ原樹海が誕生しました。
溶岩流によって分断された剗の海の名残が西湖と精進湖です。
紅葉台展望台から眺めると美しい森林(樹海)が広がっていますが、その下は、溶岩流なのです。

さらに美しい成層火山としてイメージされる富士山ですが、紅葉台から眺めて右側の中腹に、大室山(1468m)、長尾山(1424m=多量の溶岩を流し、西湖、精進湖、本栖湖の誕生に関わった山です)、片蓋山(1468m)などがニキビのように出ていますが、実は富士山の測火山(寄生火山)です。
富士山には側火山・側火口が70以上あり、日本一側火山・側火口の多い火山にもなっているのです。

名称 紅葉台展望台/こうようだいてんぼうだい
所在地 山梨県南都留郡鳴沢村鳴沢
関連HP 鳴沢村公式ホームページ
電車・バスで 富士急行線河口湖駅から富士急行バス本栖湖方面行きで25分、紅葉台入口下車、徒歩30分
ドライブで 中央自動車道河口湖ICから約11km
駐車場 35台/無料
問い合わせ 紅葉台展望レストハウス TEL:0555-85-2252
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
青木ヶ原樹海

青木ヶ原樹海

富士北麓、山梨県富士河口湖町、鳴沢村に広がる広大な針葉樹の樹海が青木ヶ原樹海。平安時代初期の貞観6年(864年)〜貞観8年(866年)、富士山の貞観大噴火(じょうがんだいふんか)で、長尾山の大噴火(割れ目噴火)による溶岩流の岩海が、時を経て

 

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日本全国を駆け巡るプレスマンユニオン編集部。I did it,and you can tooを合い言葉に、皆さんの代表として取材。ユーザー代表の気持ちと、記者目線での取材成果を、記事中にたっぷりと活かしています。取材先でプレスマンユニオン取材班を見かけたら、ぜひ声をかけてください!

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