蔵王山 御釜
蔵王山は宮城県と山形県の県境に位置する活火山。御釜(おかま)は南側の刈田岳(1757.8m)、北西の熊野岳(1841m)、東の五色岳(1672m)に囲まれた火口湖。湖面はエメラルドグリーンの水をたたえ蔵王連峰のシンボルと…
蔵王山は宮城県と山形県の県境に位置する活火山。御釜(おかま)は南側の刈田岳(1757.8m)、北西の熊野岳(1841m)、東の五色岳(1672m)に囲まれた火口湖。湖面はエメラルドグリーンの水をたたえ蔵王連峰のシンボルと…
大観密寺(だいかんみつじ)は真言宗智山派(京都の智積院が本山)に属す密教寺院。境内に高さ100mもの仙台天道白衣大観音(仙台大観音)がそびえ立っています。胎内は12層に分かれ、各層には三十三観音・十二神将・百八体仏など1…
秋保大滝に入口に祀られた秋保大滝不動尊の正式名は滝本山西光寺。不動明王を本尊とする真言宗智山派の寺で、東北三十六不動霊場29番札所。円仁(慈覚大師)が開基と伝えられる古刹です。860(貞観2)年、出羽国(山形県)に山寺を…
北九州市の沖合、日本海に浮かぶ藍島(あいのしま)の西2kmにある岩礁、白州(しらす)に建つのが白州灯台。幕末に小倉藩海上御用掛難破船支配役・岩松助左衛門が灯台の建設を決意し、明治政府が引き継いで明治6年に初点灯したのが初…
関門海峡に突き出した企救半島(きくはんとう)の先端、周防灘(すおうなだ)に臨んで建つ部埼灯台(へさきとうだい)。幕末の1867(慶応3)年、徳川幕府が兵庫開港に伴う外国船の安全航行を確保するためイギリス公使と交わした大坂…
関門海峡門司港側の和布刈(めかり)地区に建つ古社が和布刈神社。眼前は関門海峡でも一番幅が狭く潮の流れが速い早鞆瀬戸(はやとものせと)だ。社伝によれば神功皇后の三韓遠征凱旋時に創建といい、古代から関門海峡の守護神、大陸への…
西中国山地国定公園に指定された山口・島根県境、寂地山(じゃくちさん/標高1337m)の山中にある峡谷が寂地峡(じゃくちきょう)。ブナの原生林に覆われた峡谷にあり、18の滝がある犬戻峡と7つの滝がある竜ヶ岳峡の2つの峡谷が…
角島大橋(つのしまおおはし)で本土と陸続きとなった角島(つのしま)の北西、夢ケ崎に建つのが角島灯台。「灯台の父」と呼ばれるリチャード・ヘンリー・ブラントンの設計による最後の灯台で、Aランクの保存灯台、日本の灯台50選にも…
703(大宝3)年に利修仙人(りしゅうせんにん)が開山したと伝えられる古刹、鳳来寺(ほうらいじ)。真言宗五智教団(しんごんしゅうごちきょうだん)の本山で、文治年間(1182〜1189年)に源頼朝が堂宇を建立、鎌倉時代には…
3代将軍・徳川家光が造営を発願して創建されたのが鳳来山東照宮(ほうらいさんとうしょうぐう)。完成は1651(慶安4)年、4代将軍・徳川家綱の時代で、日光東照宮を模して建てられた本殿は、江戸初期の建築法を残す貴重なものとし…
三重県大台町を流れる宮川上流、黒部峡谷(富山県)、清津峡(新潟県)と並んで「日本三大峡谷」に数えられる大杉谷にかかる巨大な滝が七ツ釜滝。ユネスコが認定する「生物圏保存地域(Biosphere Reserve)」である「大…
大山(1729m)の東山腹、加勢蛇川(かせいちがわ)上流の地獄谷にある落差37mを誇る二段の滝。鳥取県最大の滝で「日本の滝百選」にも選ばれています。キャンプ場のある一向平(いっこんがなる)から遊歩道(中国自然歩道大山参詣…
奈良と三重の県境を流れる滝川の上流に約4kmにわたって続く渓谷が赤目四十八滝。室生赤目青山国定公園の中心に位置する瀑布群で、「日本の滝百選」、「森林浴の森百選」、「遊歩百選」に選定されています。「赤目五瀑」として有名なの…
志摩半島の南東端の太平洋を一望する海食台地の断崖、大王崎に建つ大王埼灯台。この地は奈良時代には、すでに海上監視の防人(さきもり)が置かれた沿岸航路の要衝。灯台の建つ岬は波切(なきり)と呼ばれ、その沖合は遠州灘と熊野灘がぶ…
大王崎の西側一帯が八幡さん公園。地元で「八幡さん」と呼ばれる八幡社が建っているのが名の由来。八幡社は海上安全にご利益があり、地元の漁民などから信仰を集めますが、この八幡社周辺は日の出、夕景の国内有数の人気撮影ポイント。「…
太平洋に突き出した安乗崎には、全国でも珍しい四角形の安乗埼灯台(見学可能な参観灯台)が建っています。この灯台が、江戸時代の燈明台から始まり明治6年、ブラントン設計の八角形の木造灯台が造られました。現在の四角のコンクリート…
的矢湾(まとやわん)の入口に建つ安乗埼灯台。黒潮と親潮の潮境でもあることから、古くから安乗崎、大王崎、鎧崎は志摩三崎と称し、海の難所として有名でした。太平洋に突き出した安乗崎に建つ安乗埼灯台は、「灯台の父」といわれるリチ…
三重県鳥羽市、鳥羽の沖合いに浮かぶ菅島(すがしま)の東端に建つのが菅島灯台。明治6年7月に初点灯という歴史ある灯台で、「日本の灯台の父」といわれる英国人技師リャード・ヘンリー・ブラントン(Richard Henry Br…