滝ノ沢展望台

十和田湖と黒石温泉郷を結ぶ国道102号、国道454号の合流点で、国道が十和田カルデラの外輪山を乗り越す標高698mの滝ノ沢峠にあるのが滝ノ沢展望台。秋田県鹿角市(十和田湖側)と青森県平川市の県境で、厳密にいえば滝ノ沢峠は青森県側、滝ノ沢展望台が秋田県側に位置しています。

自然そのものの十和田湖を眺望する展望台

瞰湖台のちょうど対岸にあたり、御倉半島と中山半島に囲まれた中湖を正面に眺望し、十和田湖が二重カルデラであることがここからならよくわかります。

集落が見えないので、建造物のない自然そのものの十和田湖を堪能することができるビューポイントに。
滝ノ沢峠には青森県平川市の休憩施設である「滝の沢ふれあい館」(開設期間:4月下旬〜11月上旬/平川市切明津根川森国有林79班内)が建っています。

峠の名は、峠の南側、十和田湖に流れ出す滝ノ沢という沢名に由来します。

泊まって納得!十和田湖周辺取材班おすすめの宿は!?

十和田湖の良さは、カルデラ湖で、国立公園らしい優雅な雰囲気が残されていること。
つまりは芝生の園地が広がったり、のんびるするのに最適な地ということ。
下世話な観光地によくある猥雑(わいざつ)な看板も、客引き見当たりません。
そんな十和田湖でのんびりできるのは、やはりハードばかりでなく、宿のソフト面の充実にも目をむけたいところ。
取材班のイチオシは、「十和田プリンスホテル」と「十和田ホテル」。
ともに連泊、滞在にも最適です。

十和田プリンスホテル

全国でリゾートホテルを展開するプリンスホテル。
十和田湖の休屋から少し離れた湖畔の一等地に十和田プリンスホテルは建っています。
キャッチフレーズは「湖畔のオーベルジュ」。
季節とプランを上手に選べば2食付きで1万2000円以下も!
温泉露天風呂もあるので連泊や滞在もおすすめです。

十和田ホテル

昭和15年の東京オリンピック(幻のオリンピックです)を前に、日本を訪れる外国人観光客のための宿として、政府の要請で建てられたのが十和田ホテル。
秋田・青森・岩手の三県から宮大工80名を集めて技術を競わせ、秋田杉の巨木をふんだんに使った3階建ての建物には圧倒されます。
別館の洋室利用なら、和室よりもエコノミーに泊まることが可能。
夕食は和洋折衷料理。
温泉ではありませんが、展望露天風呂も自慢のひとつ。
ちなみに、国の登録有形文化財、近代化産業遺産に認定!

滝ノ沢展望台
名称 滝ノ沢展望台/たきのさわてんぼうだい
所在地 秋田県鹿角郡小坂町滝ノ沢
関連HP 小坂町公式ホームページ
電車・バスで JR十和田南駅からJRバス十和田湖行き「とわだこ号」で1時間2分、終点下車。弘南バス弘前バスターミナル行き(季節運行)に乗り換えて35分、滝沢展望台下車、すぐ
ドライブで 東北自動車道黒石ICから約31.5km
駐車場 30台/無料
問い合わせ 小坂町観光産業課 TEL:0186-29-3908
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
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