峰定寺
京都府京都市左京区にある本山修験宗の寺、峰定寺(ぶじょうじ)。昔、京の都を花と呼び、その都を背にしているので花背と呼んだという京都市街の北端、寺谷川に臨む花背の地、大悲山の山腹に建つ隠れ寺。大原からも国道477号で3つの…
京都府京都市左京区にある本山修験宗の寺、峰定寺(ぶじょうじ)。昔、京の都を花と呼び、その都を背にしているので花背と呼んだという京都市街の北端、寺谷川に臨む花背の地、大悲山の山腹に建つ隠れ寺。大原からも国道477号で3つの…
京都府京都市左京区、洛北の若狭街道に建つ天台宗山門派の寺、蓮華寺。応仁の乱で荒廃した寺を寛文2年(1662年)、加賀藩の家老・今枝近義(いまえだちかよし)が祖父・今枝重直の菩提を弔うために洛中から移転させて再興。山門や池…
京都府京都市左京区にある浄土宗の大本山が、百萬遍知恩寺。浄土宗七大本山のひとつで浄土宗を開いた法然(ほうねん)の弟子、勢観房源智(せいかんぼうげんち)が住持した浄土専修念仏道場が起こり。8世・世善阿空円が百萬遍念仏を7日…
京都府宮津市宮本にある現役の木造聖堂としては日本最古の教会がカトリック宮津教会。聖ヨハネ天主堂は明治29年、フランス人神父ルイ・ルラーブ(Jean Louis Relave)が建てたもので、京都府の有形文化財に指定。明治…
京都府与謝郡伊根町にある天長2年(825年)に創建されたと伝わる古社が浦嶋神社(浦島神社/宇良神社)。『丹後国風土記』に登場する浦嶋伝説の舞台と伝わる神社で、浦嶋太郎(浦島太郎)はここから竜宮城に向かったと伝わる、日本最…
京都府京都市東山区にある天台宗の寺、方広寺。豊臣秀吉が奈良の東大寺にならって大仏建立したことで知られますが、もうひとつ有名なのが国家安康の鐘。大坂冬の陣・夏の陣の原因とされる、銘文「国家安康・君臣豊楽」が刻まれた鐘ですが…
京都府京都市北区紫野(むらさきの)、臨済宗大徳寺派の大本山・大徳寺の塔頭(たっちゅう)が孤篷庵。大徳寺の西端に建つ庵で、庵号の「孤篷」は「一艘の苫舟」の意で、小堀遠州(小堀政一)の号。小堀遠州が江月宗玩(こうげつそうがん…
京都府京都市北区紫野(むらさきの)、臨済宗大徳寺派の大本山・大徳寺の塔頭(たっちゅう)が総見院。天正10年(1582年)、本能寺の変の100日後、大徳寺で信長の大葬礼が執り行なわれましたが、一周忌を前に、信長の菩提を弔う…
京都府京都市北区紫野(むらさきの)、臨済宗大徳寺派の大本山・大徳寺の塔頭(たっちゅう)が聚光院(じゅこういん)。千利休が開祖・笑嶺宗訢(しょうれいそうきん)のもとに参禅したことから千利休の墓をはじめ、三千家(表千家・裏千…
岡山県高梁市の紺屋川美観地区に建つ日本基督教団の教会堂が高梁基督教会堂。清楚な雰囲気をたたえるバルコニーをもつ下見板張りの擬洋風建築は、明治22年に建てられたもの。現存する教会堂では岡山県最古のもので、岡山県の重要文化財…
滋賀県長浜市西浅井町、かつて琵琶湖の舟運で栄えた、琵琶湖の北岸・菅浦の高台に鎮座する古社が須賀神社(すがじんじゃ)。天平宝字3年(764年)、淳仁天皇が営んだ離宮・保良宮(ほらのみや)として創始されたともいわれ、神社の裏…
滋賀県甲賀市信楽町(しがらきちょう)にそびえる飯道山(標高664.2m)の山上にある奈良時代創建の古社、飯道神社(はんどうじんじゃ)。古来から山岳信仰の対象となった山で、近世までは、飯道権現が祀られていました。山頂からは…
滋賀県長浜市の天吉寺山(917.8m)の山上にある古刹、大吉寺(だいきちじ)。平安時代前期、豪族・浅井(あざい)氏が比叡山の僧・安然(あんねん)との協力で開いたと伝えられる天台宗の霊場。天台密教の盛んな時代には伊吹の弥高…
滋賀県甲賀市甲南町にある古社が新宮神社(しんぐうじんじゃ)。伊弉冉命(いざなみのみこと/熊野熊野大社)を主祭神とする一之宮、速玉之男命(はやたまのをみこと/常陸鹿島大社)を祀る二之宮、天之忍穂耳命(あめのおしほみみのみこ…
滋賀県近江八幡市、豊臣秀次が築いた八幡山城本丸跡(八幡山山頂)にある日蓮宗の寺が瑞龍寺(村雲御所)。豊臣秀次の母(秀吉の姉)、瑞龍院日秀尼が高野山で自刃した秀次のために京・西陣に開山した豊臣秀次の菩提寺。京都の西陣から昭…
滋賀県東近江市石塔町にある天台宗の古刹、石塔寺(いしどうじ)。湖東に多い聖徳太子の創建と伝わる寺のひとつ。境内には3万基ともいわれる石仏や石塔が並び独特の雰囲気を醸し出しています。高さ7.5mの巨大な三重石塔(阿育王塔・…
滋賀県甲賀市水口町にある天台宗の寺が大岡寺(だいこうじ)。白鳳14年(686年)、行基が諸国行脚を行なった際に、大岡山の頂に千手観音立像を安置したのが始まりと伝えられる古刹です。本尊の千手観音立像は、岡観音と呼ばれ、厄除…
滋賀県長浜市木之本町、湖北・木之本の高時川の渓流沿いにある鎌倉時代創建の真言宗の寺が医王寺。本尊の十一面観音像は楠(くすのき)の一木造りで、国の重要文化財に指定。この仏像、 明治20年、医王寺の僧・栄観が長浜の古物商「鍋…