大谷寺(大谷観音)
旧帝国ホテルやカトリック松が峰教会などに使われた大谷石の採石場で知られる石の郷、栃木県宇都宮市大谷町にあり、弘仁2年(811年)に、空海(弘法大師)によって開かれたと伝わる古刹が大谷寺(大谷観音)。本堂は大谷石の奇岩にす…
旧帝国ホテルやカトリック松が峰教会などに使われた大谷石の採石場で知られる石の郷、栃木県宇都宮市大谷町にあり、弘仁2年(811年)に、空海(弘法大師)によって開かれたと伝わる古刹が大谷寺(大谷観音)。本堂は大谷石の奇岩にす…
福井県小浜市にある和銅7年(714年)創建の古刹が神宮寺。若狭国一之宮・若狭彦神社の神願寺として泰澄大師の弟子・沙門滑元の創建。毎年3月2日に行なわれる東大寺二月堂への『お水送り』でも有名です。天台宗の寺ですが、神仏習合…
寛元2年(1244年)、宋に4年間留学し天童山景徳寺の如浄禅師に師事した道元禅師が坐禅修行の道場として創建した古刹、福井県永平寺町の永平寺。末寺1万5000寺を数える曹洞宗の大本山で、樹齢600年を越える老杉の巨木に囲ま…
曹洞宗の大本山の永平寺。大庫院(だいくいん)は、庫裏(くり)にあたる堂で、1階には修行僧や参籠者の三度の食事を作る「典座寮」と呼ばれる台所となっています。道元禅師は食事の作法を尊ぶ、食事を整えることは、つまりは命を預かる…
曹洞宗の大本山、永平寺。七堂伽藍(山門、仏殿、法堂、庫院、僧堂、浴室、東司)のなかで、庫院の並びの南外れにあるのが浴室(よくしつ)。その名のとおりに浴場で、水により悟りを開いたといわれる跋陀婆羅菩薩(ばつだばらぼさつ)が…
大晦日の除夜の鐘のテレビ中継などで知られるのが、曹洞宗の大本山、永平寺の鐘楼堂。昭和38年に改築された鐘楼堂に重さ5トンという大梵鐘が吊るされています。朝・昼・夕方・夜の4回、修行僧が山門前の鐘楼堂で、鐘を撞いています。
曹洞宗の大本山永平寺。幾度かの戦火や火災で諸堂は何度も再建されていますが、現存する最も古い建築物が寛延2年(1749年)築の山門。五間三戸の中国唐時代様式の楼閣門で、両側には仏教の守護神である四天王を祀り、階上には釈迦如…
曹洞宗の開祖・道元は、森羅万象(しんらばんしょう)のすべてに仏があり、人間ひとりひとりの中にも、仏があると説きました。その教えを受け継いできた修行の日々が永平寺にはありますが、その七堂伽藍の中心となるのが仏殿です。俗世間…
曹洞宗の大本山、福井県永平寺町の永平寺。今も多くの修行僧がここで修行をしていますが、法堂(はっとう)は、本堂にあたる堂で、朝のお勤めなどの各種法要がこの建物で行なわれています。380畳敷のという広々とした堂内は、中央に本…
永平寺の傘松閣(さんしょうかく)は、昭和5年に創建、そして道元禅師の750回大遠忌の記念事業で、平成5年から2年の歳月をかけて再建されたもの。1階は参拝者の控室や研修・宿泊のための部屋で、2階が156畳敷きの大広間。別名…
曹洞宗の大本山、永平寺。唐門はかつて「勅使門」とも呼ばれ、皇室から使者を迎える時に開かれた門です。現在は皇族の入山時や貫首就任時のみに開門しています。門扉には皇室の御紋章の菊花紋が飾られています。立ち入ることはできません…
島根県松江市にある熊野大社。古代には天狗山(標高610.4m)の山頂に鎮座したという古社。天狗山は古来、熊成峯(くまなしのみね=熊野山)と呼ばれた山。古くは出雲国一之宮として出雲大社以上に崇敬を集めました。熊野村(現・松…
出雲大社(いずもおおやしろ)境内を西の門から出て小さな川を渡ると神楽殿(かぐらでん)。全国の出雲大社教の教会・講社の信者がお参り(おくにがえりと呼ぶ)したときに「おまつり」が奉仕されるのがここ。本殿同様にご祈祷やお神楽も…
『日本書紀』、『古事記』によれば、祭神の大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)は国譲りの代償として、底つ岩根に太い宮柱を深く立てた壮大な神殿を与えられ、これが出雲大社(いずもおおやしろ)の始まりという。本殿の高さは、太古は…
出雲大社(いずもおおやしろ)の本殿は八足門、楼門をくぐったなかにあり、一般の参拝者は八足門や周囲の瑞垣の外から眺めることになります。高さ24mの本殿は神社建築では日本一の高さを誇りますが、古代には東大寺大仏殿をしのぐ48…
出雲大社(いずもおおやしろ)の拝殿の裏、本殿前にある瑞垣(みずがき)の門を八足門と呼び、正月の三ヶ日に限りこの門が開かれ、その先の楼門前で参拝することができます。また、神職が案内、解説をする特別参拝を申し込めば、八足門内…
大国主命(おおくにぬしのみこと)を祭神とする古社、出雲大社(いずもおおやしろ)。旧暦の10月(現在の11月)には全国の神様が出雲大社に集まるため、出雲だけは神在月(かみありづき)、出雲以外は神無月(かんなづき)になります…
島根県出雲市、出雲大社(いずもおおやしろ)の大鳥居と銅鳥居の間にあるのが松の馬場(松の参道)と呼ばれる松並木の参道。外苑駐車場から西の門経由で境内に入ると見落としてしまうので注意が必要。「日本の名松百選」に選ばれた松並木…