車塚古墳
山口県防府市車塚町にある墳丘長53mの前方後円墳が、車塚古墳。天御中主神社(あめのみなかぬしじんじゃ/車塚妙見神社)の境内にあり、墳丘くびれ部を削平して社殿が建っています。埋葬施設は後円部・前方部に各1基の横穴式石室があ…
山口県防府市車塚町にある墳丘長53mの前方後円墳が、車塚古墳。天御中主神社(あめのみなかぬしじんじゃ/車塚妙見神社)の境内にあり、墳丘くびれ部を削平して社殿が建っています。埋葬施設は後円部・前方部に各1基の横穴式石室があ…
神奈川県川崎市多摩区東生田1丁目、生田緑地の北端にある横穴墓群が、生田長者穴横穴墓群(いくた ちょうじゃあなよこあなぼぐん)。飯室山の北麓に築かれた横穴墓群で、昭和42年、住宅開発前の調査で3つの小さな谷に、合計32基に…
群馬県邑楽郡板倉町海老瀬、谷中湖(渡良瀬遊水地)の西、渡良瀬遊水地グラウンド近くにあるのが、頼母子横穴墓群(たのもしおうけつぼぐん)。台地の上に建つ板倉町立東小学校の南側斜面に5基ある横穴墓で、現在は2基の横穴が確認でき…
大阪府柏原市玉手町、玉手山公園の北、玉手山安福寺の参道にあるのが、安福寺横穴群(あんぷくじよこあなぐん)。6世紀中頃〜7世紀初め(古墳時代後期)の築造とされる横穴墓で、凝灰岩(ぎょうかいがん)の崖に40基ほどが確認されて…
大阪府柏原市高井田、大和川の北側、南へ張り出す尾根の斜面を利用して6世紀中頃〜7世紀前半(古墳時代後期)に築かれた横穴墓群が、高井田横穴群(たかいだよこあなぐん)。JR関西本線・高井田駅のすぐ北側に高井田横穴公園として整…
茨城県ひたちなか市中根にある古墳時代末期から奈良時代に築かれた横穴墓群が、十五郎穴横穴墓群(じゅうごろうあなおうけつぼぐん)。平成26年度の調査では272基が確認され、総数は300基を越えると推定される国内最大規模の横穴…
神奈川県中郡大磯町大磯、湘南平(高麗山公園)の山腹に築かれた横穴墓群が、楊谷寺谷戸横穴群(ようこくじやとおうけつぐん)。大磯丘陵は全国屈指の横穴墓密集地帯ですが、楊谷寺谷戸横穴群も4段にわたり27基が確認され、土砂による…
東京都世田谷区等々力1丁目、等々力渓谷東岸の崖に築かれた横穴墓が、等々力渓谷3号横穴(とどろきけいこくさんごうおうけつ)。6基以上の横穴墓で構成される等々力渓谷横穴(墓)群のひとつで、7世紀(古墳時代後期)の築造。東京都…
神奈川県横浜市青葉区荏子田1丁目にある「かんかん穴」と通称される2基の横穴墓が、荏子田横穴(えこだおうけつ)。早渕川上流の標高45mほどの台地の南斜面を利用して築かれた横穴墓で、7世紀前半(古墳時代後期)の築造で、横浜市…
宮城県仙台市太白区、広瀬川に架かる愛宕大橋の南に位置する横穴墓が、愛宕山横穴墓群。青葉山丘陵東端部の斜面を利用して築かれた合計33基の横穴が確認されており、7世紀後半〜8世紀前半(古墳時代終末期〜奈良時代)の横穴墓群だと…
神奈川県横浜市青葉区大場町にある古墳群が、稲荷前古墳群(いなりまえこふんぐん)。前方後方墳、前方後円墳、円墳、方墳、横穴墓などがあり、「古墳の博物館」とも称されましたが、多くは開発で失われ、前方後方墳の16号墳、方墳の1…
熊本県玉名市にある阿蘇溶結凝灰岩の崖をくり抜いて築かれた横穴墓が、石貫穴観音横穴(いしぬきあながんのんよこあな)。石貫ナギノ横穴群と同じ丘陵の西側に5基の横穴墓が築かれ、2号墓の内部に千手観音が彫られていることから石貫穴…
熊本県人吉市城本町、JR肥薩線人吉駅の背後の崖に築かれた横穴墓群が、大村横穴群(おおむらよこあなぐん)。阿蘇山の破滅的な大噴火で誕生した阿蘇溶結凝灰岩の崖、幅800mにわたって築かれた大規模な横穴墓群(東西2群、合計27…
鳥取県鳥取市国府町にある古墳が、梶山古墳(かじやまこふん)。昭和53年、中国地方で初めて彩色壁画が発見され、さらに発掘調査で日本最古の方形壇を持つ変型八角形墳であることが判明(八角墳は天皇陵などに採用された形式)。因幡地…
静岡県田方郡函南町柏谷にある6世紀末〜8世紀末に築かれた横穴墓群が、柏谷横穴群(かしやよこあなぐん)。柏谷の百穴(かしやのひゃっけつ)とも称されますが、横穴墓の数はなんと300基〜500基。崖を利用して東西6…
神奈川県横浜市青葉区市ケ尾町にある6世紀後半〜7世紀後半(古墳時代末期)にかけて築かれた横穴墓が、市ケ尾横穴古墳群。A群12基・B群7基の合計19基の横穴があり、神奈川県の史跡に指定。市ケ尾遺跡公園として整備され、墓群に…
佐賀県鳥栖市弥生が丘7丁目、鳥栖プレミアム・アウトレットのすぐ東側にある古墳が、ヒヤーガンサン古墳。直径20mの円墳ですが、赤色の装飾文様が石室の奥壁に描かれ、佐賀県では同じ鳥栖市内にある田代太田古墳とともに希少な装飾…
佐賀県鳥栖市田代本町にある直径42m、高さ6mほどの円墳が、田代太田古墳。6世紀後半(古墳時代後期)の築造ですが、熊本県などに多い装飾古墳。壁には赤、黒、緑の顔料三色を使って、幾何学模様と図像が描かれ、連続三角文や人・馬…