高田城三重櫓
新潟県上越市にある高田藩の藩庁、高田城。酒井家次以降は譜代大名だったにもかかわらず天守をもたなかったので、三重櫓が代用天守として機能していました。大坂冬の陣の直前で工事を急いだため、当初は二重櫓を建築。のちの泰平の世にな…
新潟県上越市にある高田藩の藩庁、高田城。酒井家次以降は譜代大名だったにもかかわらず天守をもたなかったので、三重櫓が代用天守として機能していました。大坂冬の陣の直前で工事を急いだため、当初は二重櫓を建築。のちの泰平の世にな…
新潟県新発田市(しばたし)にある新発田藩(しばたはん)の藩庁で、外様大名(とざまだいみょう)・溝口家の居城が新発田城。新発田城にはもともと天守がなく、本丸西端の三階櫓がその役目を果たす代用天守として機能していました。現在…
初代新発田藩主・溝口秀勝(みぞぐちひでかつ)が慶長3年(1598年)に築城した新発田城(しばたじょう/新潟県新発田市)。辰巳櫓(たつみやぐら)は本丸南東(辰巳)の位置に建つ2階建ての櫓。平成16年に古来の手法で復元された…
越後国蒲原郡新発田(現・新潟県新発田市大手町)にあった新発田城(しばたじょう)。表門に至る橋から左手を見ると表門と同様に江戸時代の遺構である旧二ノ丸隅櫓が聳えています。実はこの場所は本丸鉄砲櫓(ほんまるてっぽうやぐら)の…
湿地に造られた平城が新発田城(しばたじょう/新潟県新発田市)。水堀に囲まれた本丸は船の形をしていることから舟形城との呼ばれていました。現存する本丸表門は享保17年(1732年)に再建された2階建ての楼門で国の重要文化財。…
群馬県高崎市東部の元島名町にある墳長95mの前方後円墳が元島名将軍塚古墳(もとしまなしょうぐんづかこふん)。4世紀後半〜5世紀初頭頃、つまり古墳時代初期に築かれたもので、葺石、埴輪は使われていません。前方部の墳頂部分には…
国道354号(例幣使街道)とそのバイパスに挟まれた群馬県高崎市綿貫町にある前方後円墳が綿貫観音山古墳。南東側を前に美しい姿を留めており、周辺は群馬県内初の史跡公園として整備されています。発掘された金銅製品などは、6世紀後…
新潟県新発田市にある新潟県道335号滝谷上赤谷線で加治川治水ダムに向かう途中にある洞門群が通称、東赤谷連続洞門。「スノーシェッド」と呼ばれる雪害対策の覆道(ふくどう)ですが、その雰囲気が神殿遺跡のようだと、話題になってい…
新潟県新潟市南区の味方地区にある笹川家の旧屋敷で、国の重要文化財に指定されるの笹川邸(重要文化財旧笹川家住宅)。笹川家は、江戸時代に旧村上藩の大庄屋を務めた家柄。当時は味方組八ヶ村を支配し、明治維新まで9代約200年もの…
島根県大田市三瓶町、三瓶火山(さんべかざん)の活動によって地中に埋もれた縄文時代の森を保存公開する施設が、さんべ縄文の森ミュージアム(三瓶小豆原埋没林公園/さんべあずきはらまいぼつりん)。国の天然記念物に指定される三瓶小…
山形県酒田市にある料亭「相馬屋」を再生したのが舞娘茶屋・雛蔵畫廊相馬樓(竹久夢二美術館)。北前船の交易で賑わった酒田には、お茶屋文化(料亭文化)も花開きましたが、その代表格が「相馬屋」。再生された建物では、「酒田舞娘」の…
日本屈指の豪雪地帯として知られる山形県鶴岡市の月山(がんさん)山麓。田麦俣は、庄内と内陸を結ぶ六十里越街道沿いに位置し、出羽三山詣での人々で賑わった場所。現在も茅葺きで「兜造り」(かぶとづくり)と呼ばれる3階建ての田麦俣…
山形県飽海郡遊佐町(ゆざまち)、蝦夷地・祝津(現・北海道小樽市)のニシン漁で成功をおさめた青山留吉(あおやまとめきち)の生家。故郷の青塚には明治23年に本邸を建築し、田地250町余りを所有する大地主となっています。現存す…
秋田県にかほ市にある酒処・秋田県でも最古の歴史を誇る酒蔵が飛良泉本舗。室町時代の長享元年(1487年)創業で、日本でも3番目くらいに古い歴史を誇っています。酒造りは一貫して山廃仕込みで、仕込水には仁賀保家拝領の井戸に湧く…
秋田県仙北市、武家屋敷が残り、「みちのくの小京都」とも称される角館(かくのだて)。なかでも通称「武家屋敷通り」には20軒ほどの武家屋敷が建ち並んでいますが、武家屋敷通り北端に建つ石黒家は、佐竹北家に仕えた150石ほどの役…
青森県弘前市にある国の重要文化財に指定される歴史的建造物が旧弘前偕行社(きゅうひろさきかいこうしゃ)。明治40年、陸軍第八師団の弘前新設に伴い、将校たちの社交場として建てられたもの。ルネサンス風の意匠を基調とした木造平屋…
青森県弘前市、弘前公園南側にある弘前市役所の敷地内に建つ、大正ロマンを感じさせる洋館が旧第八師団長官舎(国の登録有形文化財)。大正6年築の建物は、歴代市長の公舎として利用されていましたが、平成27年4月からスターバックス…
青森県弘前市にあるレトロな洋館が旧弘前市立図書館。明治39年3月に斎藤主(さいとうつかさ)、堀江佐吉(ほりえさきち)ら篤志家5人が東奥義塾高校の敷地内(現在の追手門広場付近)に建てた洋館で、平成2年に市制施行百周年を記念…