和田倉濠
東京都千代田区皇居外苑、江戸城本丸(現在の皇居)の東、江戸時代には有力大名の屋敷が並んだ外濠公園の東側に南北に通る内堀のひとつが、和田倉濠(わだくらぼり)。南に馬場先濠、そして日比谷濠、西に桔梗濠、大手濠と続き、濠には和…
東京都千代田区皇居外苑、江戸城本丸(現在の皇居)の東、江戸時代には有力大名の屋敷が並んだ外濠公園の東側に南北に通る内堀のひとつが、和田倉濠(わだくらぼり)。南に馬場先濠、そして日比谷濠、西に桔梗濠、大手濠と続き、濠には和…
東京都千代田区皇居外苑、環境省の国民公園になっているかつての江戸城の内堀の一部が、馬場先濠(ばばさきぼり)。南に日比谷濠、北に和田倉濠が続き、寛永6年(1629年)、日比谷濠との境には馬場先門が築かれています。馬場先門の…
東京都千代田区皇居外苑、江戸城を囲む濠(内堀)の一部が、日比谷濠(ひびやぼり)。祝田橋〜馬場先門の間の濠で、東南の角部分にあたります。濠の内側が有名な楠木正成像のある皇居外苑、南側が日比谷公園、東側に東京會舘、帝国劇場が…
大阪府高槻市安満御所の町、安満山の中腹、標高125mの狭い尾根上にある、一辺20mほどの長方形墳が、安満宮山古墳(あまみややまこふん)。高槻市立公園墓地内にある古墳で、出土した「青龍三年」(235年)銘が入った青銅鏡から…
東京都港区白金台1丁目、明治学院大学白金キャンパス内にある歴史的建造物のひとつが、明治学院インブリー館。国の重要文化財に指定される宣教師館で、隣接する明治学院記念館(港区の有形文化財)、明治学院チャペル(礼拝堂)とともに…
滋賀県近江八幡市新町2丁目、近江八幡市八幡伝統的建造物群保存地区に選定され、古き町並みの残る新町筋(新町通り)に現存する商家が、森五郎兵衛邸(もりごろうべえてい)。初代・森五郎兵衛は、江戸時代中期の近江商人で、伴傳兵衛家…
沖縄県糸満市束里、沖縄戦跡国定公園に指定される沖縄本島最南端・荒崎の海岸部にあるのが、ひめゆり学徒散華の跡(ひめゆりがくとさんげのあと)。島民をも巻き込んだ沖縄戦で、南へ南へと逃げた日本軍と住民ですが、降り注ぐ弾雨のなか…
沖縄県中頭郡北谷町(ちゃたんちょう)砂辺、かつて景勝地として知られ、沖縄戦の艦砲射撃などで荒廃した地を復元した砂辺馬場公園(すなべばばこうえん)の一角に立つのが、米軍上陸地モニュメント。昭和20年4月1日、1500隻近い…
沖縄本島南部の南城市玉城糸数にある鍾乳洞(自然洞窟=ガマ)が、糸数アブチラガマ。全⻑270mの鍾乳洞で、沖縄戦では糸数集落の避難壕でしたが、日本軍の陣地壕や倉庫として使用され、戦争が激化し、戦場が南下するに及んで病院壕と…
沖縄県島尻郡南風原町、大名(おおな)地区の首里に向かう旧街道沿い、ヒージャーカービラと呼ばれる急坂にあるのが、大名ヒージャーガー。旅人ものどを潤した共同井戸で、漢文でヒージャーガーのできた由来を記す石碑が立ち、石碑と井戸…
長野県長野市松代町、松代藩真田家の家臣で、150石の禄を受けていた横山家の住居が、旧横田家住宅。1000坪の敷地には、寄棟造りで茅葺きの主屋や、表門、隠居屋、土蔵のほか、庭園や菜園などもほぼ完全なかたちで残っており、主屋…
沖縄県南城市、長大な鍾乳洞・玉泉洞を中心に、沖縄の自然と文化を満喫できるテーマパークが、おきなわワールド。琉球古民家を移築した「琉球王国城下町」には国の登録有形文化財に指定される5棟がありますが、そのうちの1棟、紅型工房…
福岡県福岡市東区を流れる多々良川(名島川)に架かる国道3号の道路橋が、名島橋(なじまばし)。昭和5年3月に逓信省航空局が設置した名島水上飛行場(正式名称は福岡飛行場=水上飛行機専用の飛行場)への導線として昭和8年3月に架…
東京都渋谷区代々木5丁目、代々木八幡宮境内にあるのが、代々木八幡遺跡。昭和25年の発掘調査で、多数の遺物とともに住居跡とその内部の柱跡が出土、竪穴式住居が復元されています。フェンス越しとなりますが復元された古代の住居を見…
福岡県小郡市津古、西鉄天神大牟田線津古駅南西、みくに野団地中央に古墳公園として保存される古墳が、津古1号墳(つこいちごうこふん)。前方後円墳2基、方墳1基からなる津古古墳群を代表する古墳で、4世紀前半に築造された全長42…
福岡県小郡市、小郡市役所の北、西鉄天神大牟田線沿いにあるのが、小郡官衛遺跡(おごおりかんがいせき)。7世紀後半に創建された筑後国御原郡(ちくごのくにみはらぐん)の官衛(かんが=律令時代の郡役所)の跡。昭和42年に発見され…
東京都文京区本駒込3丁目(駒込病院敷地内)、縄文時代の遺跡(貝塚)の上に江戸時代の遺構が重なるのが、動坂遺跡(どうざかいせき)。昭和49年、都立駒込病院の外溝工事中に貝塚が発見され、発掘調査の結果、住居跡と土器が出土して…
大分県宇佐市院内町大門にある龍岩寺の奥の院が、龍岩寺奥院礼堂(りゅうがんじおくいんらいどう)。大きな岩窟に、投げ込まれたかのような懸造(かけづく)りの小さな礼堂で、国の重要文化財に指定されています。天平18年(746年)…