筆島
東京都大島町、波浮港(はぶみなと)の北側にある筆島海岸の沖にある小さな島が筆島(ふでしま)。高さ30mほどの文字通り筆先が海面から突き出したような島ですが、実は伊豆大島誕生以前にこの地にあった、筆島火山の火道(かどう=マ…
東京都大島町、波浮港(はぶみなと)の北側にある筆島海岸の沖にある小さな島が筆島(ふでしま)。高さ30mほどの文字通り筆先が海面から突き出したような島ですが、実は伊豆大島誕生以前にこの地にあった、筆島火山の火道(かどう=マ…
東京都大島町、伊豆大島・三原山(758m)の内輪山(三原山火口)から山腹にかけ、火口の東側のスコリア(黒色の火山砕屑物)に覆われた一帯が裏砂漠。国土地理院の地形図にも裏砂漠と記載され、奥山砂漠とともに「砂漠」と記載される…
東京都大島町、伊豆大島・三原山(758m)の内輪山(三原山火口)と外輪山の間、火口の西側のスコリア(黒色の火山砕屑物)に覆われた火口原が表砂漠。北東山腹の裏砂漠と違って地形図などにも掲載されていないため、あくまでも通称で…
東京都大島町野増を走る東京都道208号(大島循環線)沿いにあるバームクーヘンのような地層の断面が地層大切断面(千波地層切断面)。昭和28年の大島一周道路の開削で生まれた高さ(最大)24m、延長630mにも及ぶ地層の断面で…
東京都新島村、新島の北部、若郷地区にあるは若郷漁港(渡浮根漁港)背後の高台にある展望地が渡浮根展望台。コーガ石でできたアーチが設けられ、眼下に若郷漁港(渡浮根漁港)を見渡し、その先におにぎり型の利島を見ることができます。
東京都大島町、100万年前の海底火山の爆発で誕生したという伊豆大島ですが、昭和61年11月21日、外輪山北西山腹で起こった三原山の割れ目噴火で誕生した火口列が、割れ目噴火口(1986年C火口列)。ここから流出した溶岩流が…
福島県福島市、磐梯吾妻スカイラインの浄土平駐車場(標高1580m)から西へ一切経山の登山道を歩き、酸ガ平湿原を抜けた先にあるのが鎌沼(標高1760m)。浄土平駐車場から徒歩1時間ほどで到達できますが、火山活動に留意しての…
福島県福島市、吾妻連峰(東吾妻火山群)で今も噴気を上げる一切経山(いっさいきょうざん/1949.1m)と家形山(1877m)の間にある直径500mほどの火口に水が溜まったのが五色沼。その神秘的な雰囲気から魔女の瞳、あるい…
宮崎県都城市の北西部、鹿児島県境に近い御池町、御池開拓六工区にあり奇勝が神々溝(かんがみぞ)。10mほどの切り立った岩の溝で、長さ200m。天孫降臨の際に猿田彦命(さるたひこのみこと)が神々を迎えるために築いたと伝え…
宮崎県西臼杵郡五ヶ瀬町を流れる三ヶ所川に懸かる美しい滝が鵜の子滝(うのこの滝)。溶結凝灰岩の柱状摂理が生み出す断崖に囲まれた巨大な滝壺が印象的な滝で、落差は20m。車道沿いにうのこの滝展望台が用意されていますが、急な階段…
大分県竹田市、くじゅう連山の最高点が中岳。標高は1791mで、主峰の久住山(1786.5m)よりもわずかに高く、九州本土の最高峰にもなっています(九州全体では屋久島の宮之浦岳)。深田久弥の『日本百名山』では、九重山として…
岐阜県下呂市小坂町、5万4000年前の御嶽山の大噴火によってできた、高さ72m、幅120mの柱上節理の大岩壁が巌立(がんだて)、巌立峡で、岐阜県指定の天然記念物。巌立の対岸には展望台や売店などが整備された「がんだて公園」…
長崎県壱岐市郷ノ浦町、壱岐島の最高峰(標高212.5m)、岳ノ辻(たけのつじ)山頂に設けられた展望台が岳ノ辻展望台。島の玄関口、郷ノ浦港にも近いので、手軽に壱岐島南部一望のワイドビューを得ることができます。空気が澄んだ快…
長崎県五島市野々切町、福江島の南東にそびえる鬼岳の南、鬼岳火山から流出した溶岩流が変化に富んだ海岸線を形成したのが鐙瀬溶岩海岸(あぶんぜようがんかいがん)。温暖な気候のため、亜熱帯植物が繁殖し、溶岩流との景観を7kmにわ…
長崎県雲仙市、雲仙温泉のシンボル的存在の雲仙地獄にある潜伏キリシタンの悲しい歴史を伝える碑がキリシタン殉教記念碑。雲仙のある島原半島は、 寛永14年(1637年)〜寛永15年(1638年)の島原・天草一揆(島原…
長崎県雲仙市にある、雲仙地獄。雲仙は昭和9年の雲仙国立公園制定まで、温泉と表記して「うんぜん」と読ませていましたが、江戸時代には温泉山満明寺(うんぜんざんまんみょうじ)が管理する女人禁制の霊山で、その伝統を今に伝えるのが…
長崎県雲仙市、雲仙温泉を代表する観光名所が雲仙地獄。活発な活動を続ける雲仙地獄東部にある地獄がすずめ地獄です。老舗ホテル、雲仙九州ホテルの東側にある地獄で、地下から噴き出したガスが水中ではじけて、ピチピチと小さな音をたて…
長崎県雲仙市、雲仙温泉を代表する観光名所が雲仙地獄。雲仙地獄の中で活発な火山活動を続けるのは東側で、噴気を上げる場所は東へと移動しています。キルスト教が禁教だった江戸時代、長崎に住むキリシタン・清七が処刑された頃に噴出が…